カテゴリー別アーカイブ: 部会活動(案内)

第61回文化観光研究部会(8月5日=オンライン)のお知らせ

第61回文化観光研究部会(オンライン部会=ZOOMを使用)

「ウィズコロナ・ポストコロナの観光②~関係人口から考える観光~」

6月19日の都道府県を越えた移動制限の自粛解除で、観光に出かける気持ちは高まってきました。

6月10日の文化観光研究部会では、地元の方の「都会からヨソ者に来てもらいたくない」 との意識が強いとの意見も聞かれましたが、状況は変わってきているようです。今回は「関係人口から考える観光」として、「旅行でもない・移住でもない」都会と地方の関係について、大阪産業経済リサーチ&デザインセンターの山本敏也様に、「関係人口」について語っていただきます。

その後は、各地のウィズコロナについて、各地の状況について報告してもらいながら、今後の観光のあり方について、意見交換してまいりたいと思います。

前回の文化観光研究部会では、全国各地からZoomに参加されていた観光関係に従事されている方々から、ウィズコロナ、アフターコロナの観光を見据えた様々なご意見や、コロナ禍の影響を受けた各地の観光の生の状況を聞くことができ、大変貴重な時間だったことに加えて、シンプルに大変楽しい時間を共有出できました。

今回もぜひ皆さん、飲みながらの意見交換の最後までZoomに参加頂き、全国各地のコロナ禍の影響、ウィズコロナ・アフターコロナについて思う存分、語り合いましょう!

日時:8月5日 (水) 19:00 ~ 21:00
    19:00~19:05 ウィズコロナの観光の現状 
    19:05~19:35 山本さんの話
    19:35 カンパイ
    19:35~20:05 各地の観光の現状
    20:05~21:00 意見交換

ゲスト:大阪産業経済リサーチ&デザインセンター 山本敏也 様

テーマ:ウィズコロナ・ポストコロナの観光②
     ~関係人口から考える観光~

参加費:500円 (主催団体の会員は無料です)

主催:関西ベンチャー学会 文化観光研究部会
   NPO法人 スマート観光推進機構

協力:なにわ名物開発研究会

申込先:当Peatixから必要事項を入力の上、チケットを入手して下さい。
     https://kanko39.peatix.com

連絡先:星乃 mail:hoshino3014@gmail.com(090-5645-1710)

※ お申し込みのありました皆さんに、Zoom招待メールをお送りいたします。

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 文化観光研究部会, 部会活動(案内) | コメントは受け付けていません。

第60回文化観光研究部会(6月10日=オンライン)のお知らせ

第60回文化観光研究部会(オンライン部会=ZOOMを使用)

新型コロナの感染拡大により外出自粛が続いているなか、旅行の再開は近場の観光になるであろうと予測されています。
大阪の観光集客や着地型観光に18年前から取り組んできたオダギリサトシさんに、ウイズコロナ・ポストコロナの観光についてお聞きします。
また、都心と地方がオンラインとオフラインで親戚のように繋がる会員制コミュニティ「ふるさとシェアリング」のプロジェクトについてもお聞きします。
今なぜ『ふるさとシェアリング』をはじめたのか? 従来の観光とは違うオンライントラベルとは? 常に一歩先の観光を見てきたオダギリさんに語っていただきたいと思います。
 
 
日時
2020 年 6 月 10 日(水)19 時 〜 21 時
 19:00〜19:30 オダギリさんの話
 19:30 乾杯
 19:30〜21:00 飲みながら意見交換

ゲスト
オダギリサトシ 株式会社インプリージョン 代表取締役

テーマ
「ウイズコロナ・ポストコロナの観光」

参加費
 無料 (今回は試験的取り組みなので無料で開催いたします)

主催 
 関西ベンチャー学会 文化観光研究部会
 NPO法人 スマート観光推進機構
 
協力
 なにわ名物開発研究会

申込先 星乃
 hoshino3014@gmail.com
※ お申し込みのありました皆さんに、Zoomの招待メールをお送りいたします。

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 文化観光研究部会, 部会活動(案内) | コメントは受け付けていません。

第57、58、59回文化観光研究部会のご報告

文化観光研究部会は、NPO法人スマート観光推進機構の「観光のひろば」との共催として開催しています。以下ご報告です。

第57回文化観光研究部会

日時:2019年10月9日 (水) 18:30 ~ 20:00
場所:中央復建コンサルタンツ㈱大会議室
ゲスト:呉偉偉氏((株)ボーダーレス インバウンド事業部部長)
テーマ:「 外国人への日本の情報発信のキモ!」

呉氏は中国・内モンゴル出身。2007年に青森大学に入学し、来日して12年になります。2013年に(株)ボーダレスに入社、2014年にインバウンド事業部を設立しました。同社は①多言語サポート②Eコマース③インバウンド集客④システム開発――の4つの事業を展開しています。大阪に本社を置き、東京に営業所、韓国・中国・フィリピンに現地法人を持っています。

講演で呉氏は、訪日外国人観光客の多くはウェブサイトや口コミサイト、SNSで様々な日本の情報を集めてから来日していると述べ、これらの違いを踏まえた上で、訪日前から商品やサービスのプロモーションを仕掛けていくことが必要だと強調しました。そして、特に8億人の中国人が使っている中国最大のSNS「微博(ウェイボー)」、中国人観光客集客の口コミサイト「大衆点評」、英語圏観光客集客の口コミサイト「トリップアドバイザー」、世界的集客ツールの「Google」の使い分けが重要だと必要だとして、それぞれのツールの特徴などを具体的に説明しました。

第58回文化観光研究部会

万博シンポ
〜 もっと豊かな妄想を 〜
「 大阪・関西万博 発想の飛躍を目指す!」

2025年に「大阪・関西万博」(日本国際博覧会)が開催されます。ただ、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」となっていますが、「万博で何が行われようとしているのか、何のために万博をしようとしているのか」が分からないと感じる人もられる方も多いと思います。そこで、今回の文化観光研究部会は、具体的な提案を持つゲストにお集まりいただき、その提案内容をお聞きするシンポジウムとしました。内容は次の通りです。

日時:2019年12月17日(火)14:00~17:00
場所:大阪府立中之島図書館 3階レンタルスペース2
内容:
・基調講演:「2025年日本国際博覧会について」
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局 審議役 堤成光氏
・モデレーターからの問題提起
「万博のテーマや背景、そしてこれからの観光、誰に来て欲しいのか」
NPO法人スマート観光推進機構 理事・研究主幹、元大阪観光大学教授
(70年の大阪万博 日本政府館渉外広報部の儀典官を体験)佐竹真一 氏
・ショートプレゼン
「万博のインフラとしてのスーパーシティの可能性」
大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 教授 森下竜一氏
「泡の力で世界を変える」
株式会社サイエンス 取締役会長 青山恭明氏
「“10歳若返るプロジェクト”について」
10歳若返るプロジェクト実行委員会 事務局長 高島正広氏
「暗号資産を用いたスマートシティの未来図:2025年万博での展開」
タイムイノベーション株式会社 代表取締役 佐和田悠葵氏
「脳の健康を10歳若返らせる」
大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 准教授 武田朱公氏
・パネルディスカッション
モデレーターと登壇者により「大阪・関西万博」の開催意義や具体的提案に ついて議論

シンポジウムでは、まず堤氏が万博の誘致からのいきさつ、テーマやコンセプト、今後のスケジュールなどを解説し、続いて佐竹氏が「誰に来てほしいのか、どのように資産を残していくのかが重要」と問題提起し、「最大の観光資源は平和と幸せな暮らしぶりである」と強調しました。そして、各パネリストがそれぞれの取り組みを説明。パネル討論では万博後の超高齢化社会に向けて「生き甲斐」をどうデザインしていくかなどを議論しました。

第59回文化観光研究部会

日時:2020年2月20日 (木) 18:30 ~ 20:00
場所:中央復建コンサルタンツ㈱大会議室
ゲスト:遠藤烈士氏 ( JAMS.TV社 取締役 )
テーマ:「オーストラリアから訪日する観光客の動向 」
〜オーストラリア国内で訪日インバウンドのPR企業〜

遠藤氏はオーストラリアに23年住み、JAMS.TV社で訪日プロモーションやイベント出店のコーディネート、オーストラリア人向けの日本観光情報発信などの仕事をしています。

講演で遠藤氏は、訪日オーストリア人の最新のデータを披露。2019年に海外旅行をしたオーストラリア人は1,130万人で、うち訪日旅行客は62万人。2011年以降、毎年5万人増のペースで成長しており、1人当たり旅行支出額は外国人の中のトップであると、特徴を述べました。オーストラリア人が日本を選ぶ理由は、欧米に比べて近いこと、時差が1〜2時間と少ないこと、季節が真逆で12月~1月は夏休みであること。オーストラリアからの直航便が多いこと、歴史や異文化に強い興味を持つことも日本を選ぶ理由のようです。そして遠藤氏はラグジュアリートラベルを楽しむ「新しい層」の存在を示しました。

オーストラリア人富裕層の旅行動機の1位は歴史建造物など文化的な名所を見ること。地域のおいしいものを食べる、地域の文化体験をするがこれに続いています。訪日プランでは5都市14泊で84万円、15都市15泊で75万円などの例を遠藤氏は紹介しました。ラグジュアリートラベルを好む富裕層は58%が対面経由、28%がウェブやアプリ経由とのこと。高額旅行商品を購入する「新しい層」に注目し、プロモーションは計画的に進める必要がありそうです。

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 文化観光研究部会 | コメントは受け付けていません。

第59回文化観光研究部会のお知らせ

第59回文化観光研究部会

オーストラリアで訪日インバウンドの仕事をしておられるJAMS.TV社の遠藤烈士様に、オーストラリアからお越しいただいて「オーストラリアから訪日する観光客の動向」 について語っていただきます。

訪日外国人の1人当たりの旅行消費額、そして平均宿泊日数が一位のオーストラリア。観光業界では「世界の超優良顧客」と認識されているオーストラリア人。そのオーストラリア人の特性、行動・消費パターンのお話や、訪日オーストラリア人をどのように獲得していけばよいか等について、多くの事例を交えながらの講演です。

日時:2月20日 (木) 18:30 ~ 20:00 (交流会21:30まで)

場所:中央復建コンサルタンツ㈱大会議室
    大阪市東淀川区東中島4丁目11-10
     JR新大阪駅(東口)徒歩3分
     地下鉄 新大阪駅(5番出口)徒歩8分
     ※正面入口が閉まってる場合は、南側 (ビル右手)の通用口をご利用下さい。

ゲスト:遠藤 烈士 様  ( JAMS.TV社 取締役 )

テーマ:「オーストラリアから訪日する観光客の動向 」
     〜オーストラリア国内で訪日インバウンドのPR企業〜

参加費:セミナー  1000円 (主催団体会員は無料)
    懇親会   2000円

主催: 関西ベンチャー学会 文化観光研究部会
    NPO法人 スマート観光推進機構
    協力: なにわ名物開発研究会

申込先:星乃 mail:hoshino3014@gmail.com Tel: 090-5645-1710

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 文化観光研究部会 | コメントは受け付けていません。

第25回九州研究部会研究会開催のご案内

会員各位ならびに発表者にご連絡させていただきます。
今回は、第25回関西ベンチャー学会九州研究部会研究会のご案内をさせていただきます。
早いもので25回を迎えることができました。これもひとえに会員のみなさまのお力だと感謝申し上げます。前回の名古屋開催から今回は、神戸ということで博多以外の開催は、4回になります。
経済学や経営学をはじめ社会科学・人文科学・自然科学分野の発表をお待ちしています。

日時:2020年2月10日(月曜日)15:00から17:00 ※連休の中日です。
場所:神戸市中央区雲井通6-1-5(神戸三宮東急REIホテル会議室)
発表者:5名を予定しています。

 終了後近隣の居酒屋で懇親会を開催いたします。

ぜひ、ご参加ください。またお知り合いの先生や経営者に一声、おかけください。
よろしくお願いいたします。

2019年12月1日

関西ベンチャー学会
九州研究部会主査 宮脇敏哉
幹事 深見 環

カテゴリー: 九州研究部会, 事務局からのお知らせ, 部会活動(案内) | コメントは受け付けていません。

第58回文化観光研究部会のお知らせ

第58回文化観光研究部会

万博シンポ
〜 もっと豊かな妄想を 〜
「 大阪・関西万博 発想の飛躍を目指す!」

2025年「大阪’関西万博」が開催されるにあたり、テーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」と言われても、“万博で何が行われようとしているのか、何のために万博をしようとしているのかが分からないと感じられる方も多いのではないでしょうか。そこで、具体的な提案を持つゲストにお集まりいただいて、その提案内容をお聞きし、「みんなでつくり上げる万”にしたいと思い、シンポジウムを開催することとしました。

開催日時:12月17日 (火) 14時~17時
(17時30分から交流会)

開催場所:大阪府立中之島図書館 3階レンタルスペース2
住所:〒530-0005 大阪市北区中之島 1-2-10
電話:06-6203-0474 (代表)
URL: https://www.library.pref.osaka.jp/site/nakato/

内容:
・主賓講演:「2025年日本国際博覧会について」
 公益社団法人 2025 年日本国際博覧会協会 企画局 審議役 堤 成光 氏
・モデレーターからの問題提起
 「万博のテーマや背景、そしてこれからの観光、誰に来て欲しいのか」
 NPO法人 スマート観光推進機構 理事・研究主幹、元大阪観光大学教授
(70年の大阪万博 日本政府館渉外広報部の儀典官を体験) 佐竹真一 氏
・ショートプレゼン
 「万博のインフラとしてのスーパーシティの可能性」
  大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 教授 森下竜一 氏
 「泡の力で世界を変える」
  株式会社サイエンス 取締役会長 青山恭明 氏
 「“10歳若返るプロジェクト”について」
   10歳若返るプロジェクト実行委員会 事務局長 高島正広 氏
 「暗号資産を用いたスマートシティの未来図:2025 万博での展開」
   タイムイノベーション株式会社 代表取締役 佐和田 悠葵氏
 「脳の健康を10歳若返らせる」
  大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 准教授 武田朱公 氏
・パネルディスカッション
 モデレーターと登壇者により「大阪・関西万博」の開催意義や具体的提案について議論を深める

参 加 費:1,000円 (主催団体会員は無料、非会員は1,000円) (定員100名)
交流会費:4,000円

申 込 み: 星乃 (メール:hoshino3014@gmail.com)
所属、氏名、メールアドレス、電話番号、会員/非会員の別、交流会参加の有無をお知らせ下さい

主 催:関西ベンチャー学会文化観光研究部会、NPO 法人スマート観光推進機構、 なにわ名物開発研究会
共 催:関西 CAN フォーラム、大阪府立中之島図書館 指定管理者 (株)アスウェル
後 援:公益社団法人 2025 年日本国際博覧会協会、公益社団法人大阪観光局、日本経済新聞社大阪本社、NPO 法人抗加齢協会、10 歳若返りプロジェクト実行委員会

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 文化観光研究部会 | コメントは受け付けていません。

第4回中部経済研究部会・第24回九州研究部会合同研究会 ご報告

第4回関西ベンチャー学会中部経済研究部会と第24回九州研究部会の合同研究会を開催させていただきました。

理事 九州研究部会   主査 宮脇 敏哉(徳山大学)
理事 中部経済研究部会 主査 深見 環(四天王寺大学)
日時 2019年 8月10日(土)15:00~17:00
場所 愛知東邦大学  

発表者 
1 宮脇敏哉   徳山大学
2 岩田一男   関西学院大学
3 金津 謙   実践女子大学
4 林 勝裕   保健医療経営大学
5 深見 環   四天王寺大学
6 手嶋慎介   愛知東邦大学(島袋泰志 愛知東邦大学学生)
7 寺田篤史   徳山大学
8 庄司一也   帝京平成大学

昨年まで岡崎市で開催していた本部会を手嶋先生のご尽力により名古屋の愛知東邦大学キャンパスで開催させていただくことができました。 研究会の後、名古屋駅前で懇親会を開催いたしました。今後もこうした研究会を様々な場所で開催していきたいと考えております。今後とも多くの皆様の参加をお待ちしております。

カテゴリー: 中部経済研究部会, 九州研究部会, 部会活動(案内) | コメントは受け付けていません。

第57回文化観光研究部会のお知らせ

第57回文化観光研究部会のお知らせ

外国人への情報発信は国ごとに違います。特にアジア系と欧米系では全く違います。訪日外国人最大の購買層である中国は、中国政府の検閲があるため、グーグルもフェイスブックも使えません。中国国内最大の口コミサイト「大衆点評」や、フェイスブック+ツイッターの機能を合わせたSNS「ウェイボー(微博)」を活用するのが効果的です。グーグルの利用者は全世界の7割に達するといわれ、欧米系は「トリップアドバイザー」のクチコミ情報を信頼するといい、これらを組み合わせた情報発信が重要になります。これらの情報戦略の最前線で活躍されてきた呉偉偉 様に実践的なお話を伺いたいと思います。

日時:10 月 9 日 (水) 18:30 ~ 20:00 (交流会21:30まで)

場所:中央復建コンサルタンツ㈱大会議室
    大阪市東淀川区東中島4丁目11-10
    JR新大阪駅(東口)徒歩3分
    地下鉄 新大阪駅(5番出口)徒歩8分
    ※正面入口が閉まってる場合は、南側 (ビル右手)の通用口をご利用下さい。

ゲスト:呉 偉偉 様((株)ボーダーレス インバウンド事業部部長)

テーマ:「 外国人への日本の情報発信のキモ!」

参加費:セミナー  1000円 (関西ベンチャー学会会員は無料)
    交流会   2000円
    
主催:関西ベンチャー学会 文化観光研究部会、NPO法人 スマート観光推進機構
   
協力:なにわ名物開発研究会

申し込み:星乃  mail: hoshino3014@gmail.com Tel:  090-5645-1710

12月は、大阪府立中之島図書館でシンポジウムを開催予定です。内容は検討中ですが、『大阪・関西万博』をテーマにする予定です。ご期待ください!

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 文化観光研究部会 | コメントは受け付けていません。

第55、56回文化観光研究部会のご報告

文化観光研究部会は、NPO法人スマート観光推進機構の「観光のひろば」との共催として開催しています。以下ご報告です。

第55回文化観光研究部会

日時 6月13日 (木)18:30~20:30
場所 中央復建コンサルタンツ大会議室
講師 宮本 倫明 氏(株式会社Landa 代表取締役)
テーマ 「博覧会のプロデュースとは? そして観光!」

宮本さんは1970年の「大阪万博」に従事したイベントプロデューサー・北本正孟さんに弟子入りし、堺屋太一さんから地方博のイベントの企画・プロデュースを学び、その後独立しました。

89年の「海と島の博覧会・ひろしま」、92年の「第1回ジャパンエキスポ富山」、2001年の「うつくしま未来博」(福島県)をプロデュース。総合プロデューサーとしての初仕事が「うつくしま未来博」で、37歳の時だったそうです。環境に配慮した博覧会を目指したということで、豊富な水を使った水力エスカレーターを造り、民話パビリオンなども造りました。民話パビリオンは、ご高齢の語り部の減少で民話が継承されなくなる危機感から生まれましたが、住民から民話の語り部を残したいとの声が大きくなり、民話研修会を県内7カ所で開催。百数十名の語り部が誕生したといいます。

04年の「えひめ町並博」では、町そのものを使い、パビリオンは造らない町博をプロデュースしました。ここでは「地域の人が知っている情報も、地域で共有されていない」ことに気がついたといい、地域住民を集めた座談会を28市町村でそれぞれ何回も開催しました。「面白くなかったら次回は来なくてもいい」「面白かったら仲間を連れて参加する」といったゆるい感じのおしゃべり会で、「どうしたら客が来るか、楽しんでもらえるか」を話し合ったといいます。参加者が参加者を連れて来て、それが多くのグループに発展し、全体プログラムに発展したといいます。「甦れ!明治の婚礼」では、タンスの肥やしになっていた古い着物を観光客に着てもらおうというグループと「人力車」を引こうというグループが連携して新しい体験プログラムを立ち上げるなど、これまでなかった、地域住民同士の協力も生まれたようです。内子町ではレトロバスを走らせたのですが、博覧会が終わってからも、旅客自動車運送事業の免許を取り、バスを1台から3台に増やして事業化したといいます。

「えひめ町博」などのプロデュースを通じて、住民の声を聞き、住民がしたいと思うものを聞き出すなかで、「学べる」「モチベーションが上がる」「多少稼げる」ということが大切だと気づいたといいます。

09年には「美し国おこし三重」に取り組みました。実は「えひめ町並博」を視察に来た三重県の職員が、10年後の伊勢神宮遷宮の後イベントとして相談に来たことがきっかけだったといいます。三重県はNPO先進県で、地域のグループに「博覧会のパートナーグループ」に登録してもらい、6年間で4500回を超える座談会を重ねたといいます。具体的には、「ソーシャルレジャー」グループでは地域貢献としての海洋清掃を行った後、お楽しみとしてたこ焼き大会を開催。「物語おこし」グループでは、マップや紙芝居を作り、そのネタを元にツアーを行いました。「チャレンジキャンプ」グループでは、サッカー部の学生の合宿が行われましたが、「技術的・体力的にはサッカーに学校間の差がなく、技術を教えるのではなく、コミュニケーション能力を鍛える」との監督の思いから、荒れた田んぼの開墾に取り組んでもらったといいます。農具だけを渡して自分で考えさせ、当初は開墾が進まないことに学生も悩み、雑魚寝しながら「3人セットで開墾+根っこを運ぶチーム」手法を思いつき、一気に開墾が進んだといいます。土地のオーナーも大喜びでしたが、サッカーもその年全国優勝したということで、地域の人がバスで応援に押しかけたとのエピソードをお聞きしました。

15年には「道頓堀盆おどりインターナショナル」を、道頓堀の遊歩道で開き、2025人の踊り手を集めギネス記録更新を達成しました。南米では1万人規模の盆踊りが盛大に開催されており、盆踊りを世界に広げたいとの思いもあったといいます。開催前夜、雨の予報があり600人がキャンセル。ギネス達成が危ぶまれたのですが、周辺の人に「応援してください」と呼びかけたところ、参加してくれてギネス達成。こうした呼び掛けに応じてくれるのも 「大阪ならでは」と、宮本さんは語りました。

17年のカザフスタンで開催された「アスタナ万博」では、ジャパンデーの取り組みとして、大阪から海外初公開の宝恵駕籠と福娘を派遣。喜ばれたといいます。同じ年には「関西イベントダイナミクス」を開催。現在は「道頓堀Vision」のリニューアルに取り組んいます。映画「ナイトミュージアム」で、博物館の展示物が動き出すように、道頓堀の看板の「カニ」「グリコマン」「タコ」などが、夜になると動き出す動画を作るプロジェクトなどを進めているそうです。

また夢洲IR会場などに、第二の道頓堀「Little Dotonbori」を実現させる構想を練っていることや、「食博覧会大阪 2021」「大阪城10万人の大盆踊り」など、今後の取り組みも紹介しました。

最後に「2025年大阪・関西万博」の開催意義について、「世界にとっての意義」としては「持続可能な開発(SDGs)」「日本だけでなく、世界にビジネスを広げ、文化を発信する機会」、「日本にとっての意義」として「日本の国家戦略、特にSociety5.0との整合性」、「大阪・関西にとっての意義」として「大阪の成長戦略の起爆剤」「世界における関西の認知度向上」を挙げ、この3つの意義を達成させようと、講演を結びました。

 

第56回文化観光研究部会

日時:8 月 5 日 (月) 18:30~20:00
場所:中央復建コンサルタンツ大会議室
講師:星乃 勝 関西ベンチャー学会常任理事・文化観光研究部会副主査 (NPO法人スマート観光推進機構
理事長)
テーマ:「最新のインバウンド観光のトレンド!」

星乃さんは「今日はインバウンド観光でこんなことが起きてるというような話から、今後どのようになるのかを紐解くお話をさせていただきます」と講演を始めました。

まず少子高齢化について、14歳以下の人口が減少し65歳以上の高齢者が大幅に増加、そして生産年齢人口が急減すると述べ、「人口が減少するから、交流人口(観光)でカバーしよう。日本人は減少するから、外国人でカバ−しよう。それが、雇用や経済につながるので、国も観光に取り組んでいる」と語りました。以下、星乃さんの講演要旨です。

2018年の訪日客の旅行者数は3,119万人(対前年比8.7%増)。訪日客の旅行消費額は旅行消費全体の17.3%に拡大し、日本人の観光の減少を訪日客がカバーしています。ただ、日本だけ外国人観光客が増えているのではなく、世界中で観光客が増えています。2000年の6億8千万人が、2018年に14億人になりました。2030年には18億人と予測されています。

トリップアドバイザーの「外国人に人気の日本の体験・ツアー2019」ベスト30によると、大阪10件、東京10件、京都8件。大阪はアクティビティが少ないと言われていましたが、一気に増えてきました。そして訪日客の「コト消費」が地方に広がっています。沖縄では「リゾートウェディング」が、伊勢志摩では「海女小屋体験」が、高野山では「宿坊体験」が、「しまなみハイウェイ」では「レンタサイクル」が増加しています。これらのアクティビティが地方にあるので、地方への観光客分散に繋がっているのです。

訪日客の「飲食費」「宿泊費」「娯楽サービス」が2ケタ成長となる一方、1位の「買物代」は落ち込んでいます。飲食費を含める「コト消費」のウェートが高くなりつつあります。 ただ、日本の菜食主義者は5%以下ですが、欧州では15%、インドでは30%と言われています。菜食主義者やムスリム(イスラム教信者)向けの料理を提供する店舗が、まだ少ないのが課題です。

純資産3000万ドル以上を所有する「超富裕層」は、2016年に20万人。世界人口の約0.003%に過ぎませんが、資産は世界全体のGDPの3割に達するといいます。超富裕層はプライベートジェットで移動し、高級ホテルに宿泊し、特別な体験を希望して、全国を飛び回るのです。

観光地の公衆トイレは2016年度に2万4524基。うち大便器の42%、1万基が和式トイレといいます。訪日客はトイレの向きが分からず、便器に座ってしまう人も多いといいます。洋式トイレの普及が求められるところです。また、日本人の49%が刺青(タトゥー)は「不快」といいますが、世界では広がっています。温泉などではタトゥーを禁止するところもありますが、入浴可能な施設と入浴できない施設を明確にする必要もあります。入浴のマナーも啓発する必要があり、日本温泉協会は「入浴エチケット啓蒙ポスター」を10言語で制作しました。

訪日客の忘れ物でホテルが頭を痛めています。「放棄したものか、忘れ物かわからない」ことが多いのです。宿泊名簿をもとに問い合わせて、希望があれば先方の費用負担で送り返しますが、海外発送手続きは複雑で、海外では着払い運送などのシステムが普及していないため、大変手間がかかるといいます。

訪日中にケガや病気になる外国人は5%、医療機関にかかる必要がある人が29%もいるといいます。保険に加入している人は73%もいるのですが、「外国人対応ができる医療機関はどこか分からない」「通訳ができない」ということで、せっかく旅行保険に入っても医療を受けられない人もいるといいます。

訪日外国人の「コト消費」の1位は「スキー・スノボー」で87%。「トレッキング」も増えています。また訪日客の遭難も増えています。バックカントリースキーによる遭難が目立ち、訪日客は日本人では考えられない行動を取ることが多いようです。

日本でキャッシュレス決済が進んでいないことは、訪日客の不満の1つです。中国では、「アリペイ」「ウィチャットペイ」のQRコード決済が普及しており、中国人から見れば「こんなに便利なQRコード決済が使えない日本は遅れている」といいます。しかし日本のスマホQRコード決済は、2018年度の512万人から、2021年度には1880万人へ増えるとも予想されています。

2019年〜21年に開業予定の客室数は、9都市で8万室増加します。大阪で21,000室、東京と京都で12,000室が過剰になるといわれています。すでに客室稼働率が低下し、宿泊料金も下がり始めています。

国別の国際旅行支出は中国が2580億ドル。米国の1350億ドルの倍でダントツです。世界から中国人観光客にラブコールが贈られています。中国人に人気のドンキホーテの免税品販売のピークは22時です。観光客は「お土産を持ちながら観光はしたくない」といい、この時間帯が混雑するようです。また、中国人訪日客に人気なのが「牛乳」。中国では加熱するので冷たい牛乳は新鮮だといいます。中国の都市部の人が農村部に出向くことを「肺を洗う」といい、海外の汚れていない空気に触れることを「肺を取り換える」といいます。キレイな空気を求めるのが観光の目的になる時代を迎えつつあるのかもしれません。

世界の国際会議は1万2563件。日本での開催は492件で第7位です。2017年の1位は東京、2位が神戸市、3位が京都市、そして大阪市は7位です。大阪は国際展示場のインテックス大阪も老朽化しており、国際会議施設の見直しが求められています。カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の大きな目的の一つになっています。しかし、候補地である「夢洲」は現在、コンテナ埠頭とメガソーラ発電所があるだけです。万博用地が100haとIR用地が70haといいますが、埋め立て未了地域も広大です。早く建設に着手することが望まれます。

訪日外国人旅行者の受入環境は大幅に改善しました。「困ったことはなかった」という訪日客は、2018年度は36.6%に上ります。困っていることの改善はさらに進め、訪日客に「日本好き」になってもらいたいものです。

以上です。

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 文化観光研究部会 | コメントは受け付けていません。

第56回文化観光研究部会のお知らせ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第56回文化観光研究部会のお知らせ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

インバウンドが訪日外国人と同じ意味だと知らない人が多いようです。

しかし、この4年ほどの間に外国人観光客が急激に増えています。

人口減少時代に突入するなかで「観光」、特に「訪日外国人の観光」が大切と考え、おもてなしや受入環境の改善などの提言をしてまいりましたが、今や、外国人が増えすぎて“オーバーツーリズムという言葉まで登場し、「適正規模の観光」について考えなければならない時代になりました。

そのような時代を迎えたなかで、インバウンド観光の最新トレンドについて、まとめてお話しさせていただきたいと思います。

 

日時:8 月 5 日 (月) 18:30 ~ 20:00 (交流会21:30まで)

 

場所:中央復建コンサルタンツ(株)大会議室

大阪市東淀川区東中島4丁目11-10 JR新大阪駅(東口)  徒歩3分

地下鉄 新大阪駅(5番出口)  徒歩8分

※正面入口が閉まっている場合、南側 (ビル右手)通用口をご利用下さい。

 

講師:星乃 勝 関西ベンチャー学会常任理事・文化観光研究部会副主査 (NPO法人スマート観光推進機構
理事長)

 

テーマ:「最新のインバウンド観光のトレンド!」

 

会費:セミナー 1000円 (関西ベンチャー学会会員=無料)

交流会 2000円

 

主催:関西ベンチャー学会 文化観光研究部会、NPO法人 スマート観光推進機構

協力:なにわ名物開発研究会

 

連絡先:星乃 mail : hoshino3014@gmail.com

Tel :
090-5645-1710

 

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 文化観光研究部会 | コメントは受け付けていません。