関西ベンチャー学会事務局
〒569-1199
大阪府高槻市別所新町4-1
日本郵便
高槻北支店留(注:宅急便は郵便局では受け取ってもらえません。 宅急便にて送付される場合は、事前に事務局までご相談ください)
TEL:072-688-7277
FAX:072-688-7277
mail:info@kansai-venture.org
カテゴリー別アーカイブ: 事務局からのお知らせ
知的財産研究部会開催のお知らせ
下記の通り 知的財産研究部会例会を開催いたしますので
ご出席下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
日時:2019年1月15日(火) 18:30~20:30
場所:備後町クラブ
ご講演者:大阪工業大学 知的財産学部
五丁 龍志 准教授
題: 企業における技術者の知財力向上策
~大手企業における教育経験から学ぶ~
参加希望の方は、林(shigeki.hayashi@oit.ac.jp)までご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 知的財産研究部会
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第52回文化観光研究部会のお知らせ
第52回文化観光研究部会のお知らせ
今回はスルッとKANSAIを設立し、鉄道業界にイノベーションを起こした横江友則さんの登場です。6月に大阪メトロをご卒業され、一般社団法人グローカル推進機構を設立し、第二の人生を歩まれることとなります。
「鉄道は電車に乗ってもらうことが目的ではない。観光地など、その先に行ってもらうことが目的だ」と語っておられたのを思い出します。その横江さんに『鉄道と観光』、そして、これからの人生の生き方をテーマに語っていただきたいと思います。
日時: 12月12日 (水) 18:30 ~ 20:00 (交流会は21:30まで)
場所: 中央復建コンサルタンツ(株) 大会議室 (定員80名)
大阪市東淀川区 東中島4丁目11-10
JR 新大阪駅(東口) 徒歩3分
地下鉄 新大阪駅(5番出口)徒歩8分
※ 入口が閉まっている場合は、南側の通用口をご利用ください。
ゲスト: 横江友則氏
(一般社団法人グローカル推進機構 専務理事)
(元スルッとKANSAI代表取締役副社長)
テーマ: 『鉄道と観光』 〜インバウンド推進の真の意義〜
参加費:セミナー 1000円 (関西ベンチャー学会会員:無料)
交流会 2000円 (立食)
主 催: 関西ベンチャー学会 文化観光研究部会
NPO法人 スマート観光推進機構
申し込み: 星乃: mail:hoshino3014@gmail.com tel:090-5645-1710
カテゴリー: 事務局からのお知らせ
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関西ベンチャー学会 第18回年次大会概要発表及び会員研究発表・学生ビジネスプランコンテストの募集要項
関西ベンチャー学会 第18回年次大会
「起業家精神の育成」
関西ベンチャー学会会長 林 茂樹 (大阪工業大学知的財産学部長 教授)
年次大会実行委員長 淺野 禎彦(公認会計士)
年次大会運営委員長 宮田 由紀夫(関西学院大学 副学長 国際学部教授)
[ 大会概要 ]
1日 時 2019年2月23日(土)
2受 付 10時00分開始
3開 会 10時30分 閉会17時50分 懇親会18時00分~20時00分
4会 場 関西学院大学大阪梅田キャンパス (阪急梅田駅茶屋町口)
https://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html
(会場はホテル阪急インターナショナルの入っているアプローズタワーの10階です。阪急電車の線路側から1階に入って、コンコースの一番奥手で左の入り口に入ってエレベーターに乗ってください。1つ手前左手のホテル阪急インターナショナルの入り口とは別です。)
5テーマ 「起業家精神の育成」
6主 催 関西ベンチャー学会大会実行委員会
7協 賛 有限責任 あずさ監査法人、一般社団法人カラータイプ協会、株式会社アットマーク・ソリューション
8後 援(予定)
近畿経済産業局、大阪府、公益法人関西経済連合会、一般社団法人関西経済同友会、大阪商工会議所
日本政策金融公庫、一般社団法人関西ニュービジネス協議会、日本経済新聞社大阪本社
毎日新聞社、日刊工業新聞社、関西学院大学イノベーション研究センター
[趣 旨 ]
グローバル社会においては情報通信、その他の技術の発展が経済・社会に影響を与えてきている。なかでも技術発展を背景とした起業家による新たな挑戦が社会・地域を活性化させ、既存の事業に置き換わり、変革をもたらしている。このグローバルな潮流に対して日本の起業は少ないとの見解がある。日本の起業環境を検証し、課題を考察することにより、「起業家精神の育成」についての提言を行い今後の経済・社会の発展を促進させたい。
[ 大会次第 ]
10:00 受付開始 (1004教室)
10:30~11:00 関西ベンチャー学会会員総会 (1004教室)
理事選挙投票受付(15:00まで)
11:00~12:00 会員による研究発表会 (1403教室・1404教室)
12:00~13:00 昼食休憩(理事会)(1002教室)
13:00~15:30 シンポジウム (1004教室)
「起業家精神の育成」
パネリスト
木谷哲夫氏(京都大学産官学連携本部・教授) Entrepreneurship(育成活動)
小野邦彦氏(㈱坂ノ途中 代表取締役) Society(起業環境)
岩崎拓弥氏(KPMG FAS・パートナー) Finance(起業資金)
コーディネーター 林茂樹(大阪工業大学知的財産学部長・教授)
16:00~17:40 学生ビジネスプラン発表会 1004教室
17:40 総括
18:00~20:00 懇親会 学生ビジネスプラン発表会表彰式
ホテル阪急インターナショナル2階「バー・ケレス」
なお、会場は蓋付きペットボトル以外、飲食禁止です。したがいまして、紙コップでの湯茶サービスはございません。ペットボトル飲料の自動販売機はございます。
【会員研究発表・学生ビジネスプランコンテストの募集要項 】
1.会員研究発表:会員の皆様からのベンチャーの事例的な発表、理論的研究、起業家精神の発表者を募集いたします。
2.学生ビジネスプランコンテスト:学生の皆さんからの独創的かつ革新的なプランを募集いたします。(詳細は下記の「学生ビジネスプランコンテスト選考審査基準」をご参照ください)
発表希望者は2018年12月27日(木)までに下記事務局へ「会員研究発表の概要」または「学生ビジネスプランコンテストの概要」(A4版、1枚1200字程度、2枚以内)を添えて、事務局宛に申し込んでください。
(書類はメールに添付してください)
ただし、応募多数の場合はお断りすることがあります。予めご了承ください。
「会員研究発表の概要」つきましては、ホームページに掲載をさせていただきます。ご了承ください。
概要の送付先→関西ベンチャー学会事務局E-mail:info@kansai-venture.org
申込者には、後日、受領確認の返信メールをお送りします。
「会員研究発表」「学生ビジネスプランコンテスト」の採否は2019年1月15日(火)に本人宛(発信メールアドレス宛)に通知します。当日の発表時間はともに20分間です。
「会員研究発表」決定者は、2019年2月18日(月)までに発表予定稿を作成し、事務局にメール送信してください。
賞金は下記の通りです。どうぞ奮ってご応募ください。
1位「関西ベンチャー学会賞」3万円、2位「優勝賞」2万円、3位「学会会長賞」同列3位「審査委員賞」各1万円
<学生ビジネスプランコンテスト選考審査基準>
■選考審査目的は「起業家精神の育成」のため学生による新しいビジネスプランの策定を促すことにあります。
■2019年大会では5つの側面を重視して審査します。
①新規性②成長性③実現性(*)④社会性⑤アピール度
(*)ただし、「現時点で実現に困難があっても夢のあるプラン」として提案者が提示した場合には、審査上配慮します。
■審査にあたっては以下の観点にも配慮します。
社会問題解決、雇用増大、IT活用、国際交流、イノベーション、具体性・詳細な未来図、学生らしい視点、遊び心や楽しさなど
以上
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情報交流サロン・医療福祉部会のご案内
■テーマ:「今を輝き、未来につなぐー障がい者・ニート・ひきこもり支援事業の紹介ー」
■開催日時:2018年11月30日(金)18:30~20:00
■場所:アーバネックス備後町ビル3階A会議室
■報告者:(株)グランディーユ代表取締役 小笠原 恭子 氏
■ご経歴:1977年堺市生まれ。相愛大学音楽学部卒業。料理学校「ル・コルドン・ブルー」で学び、2008年フランス菓子教室を開く。障がい者教育の研究のため、2012年大阪市立大学大学院文学研究科に入学。2014年3月(株)グランディーユ設立。同年7月カフェ「メゾン・ド・イリゼ」開業。
■内容:グランディーユは、障がい者・ニート・引きこもりの方々を雇用し、カフェ・仕出し・精神障がい者通所施設受託の3事業を運営する株式会社です。経済的に厳しいニートや引きこもりの方々の雇用をカバーするため、社会福祉法人ではなく、株式会社形態を選択されています。当日はこれらの方々の支援のあり方、ビジネスで抱える葛藤やジレンマをお伺いします。
■定員:18名(会場の都合上、定員になり次第締め切ります)
■お申込み:参加ご希望の方は、fukutaro@ogfi.co.jp(福嶋)まで、ご参加の旨をメール送信してください。なお、報告終了後、実費で交流会を予定していますので、その参加可否もメールに記載ください。
カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 部会活動(案内)
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第51回文化観光部会(10月13日・奈良)のお知らせ
『奈良少年刑務所のホテル化計画と、これからの奈良の観光・まちづくりを学ぶツアー 』
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今、奈良の町にインバウンドが急増しています。
しかし「宿が足りない」という大問題があり、日帰り客が多いという課題があります。そのような中、奈良少年刑務所をホテルにする計画が決まり工事も始まったようです。その奈良少年刑務所を見学するとともに、奈良公園にできるホテル「吉城園(よしきえん)」の計画をお聞きします。
また「これからの奈良の観光とまちづくり」について学ぶ機会にしたいと思います。
日時:平成 30 年 10 月 13 日 (土) 13:30〜17:00
場所:奈良市北部の「少年刑務所」から「奈良公園」散策まで (定員25名)
13:15 近鉄奈良駅の東改札前に集合 → 路線バスで移動
14:00〜15:00 奈良少年刑務所
15:30〜16:30 吉城園(奈良公園内) → 路線バスで移動
16:30〜17:30 奈良公園散策 (秘密の計画あり)
17:30〜 交流会(定員25名)
案内人:奈良県まちづくり推進局幹線街路整備事務所所長 竹田博康所長
奈良公園周辺でまちづくり、誘客促進、価値向上の業務に携わる。また「まちづくりコンシェルジュ」の活動を通じて、まちが元気になればと、県内外のあちこちに出没!
参加費:会員無料 (関西ベンチャー学会、スマート観光推進機構、なにわ名物開発研究会の各会員)
非会員1000円
(バス代は各自負担)
交流会:会費4000円程度
※ 懇親会キャンセルは前々日まで、それ以降は100%のキャンセル料をいただきます。
主 催:関西ベンチャー学会文化観光研究部会、NPO法人スマート観光推進機構
なにわ名物開発研究会
お申込:ツアーの参加/不参加、懇親会の参加/不参加、 会員(名称記入)/非会員の種別、
氏名、所属、メールアドレス、携帯電話番号をお知らせください。
返信は、10月10日迄に、星乃まで hoshino3014@gmail.com (連絡:090-5645-1710)
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医療福祉部会再開2018年9月6日
休会していた医療福祉部会が、古下政義理事(当部会主査)により再開されました。古下理事は堺市での26年の行政経験を駆使して、大阪府内最大の泉北ニュータウン(人口127千人・57千世帯)の再生に取り組まれています。現在、人口減少と少子高齢化が急速に進展し、若年層に適した住宅が不足、商業機能が低下し、都市基盤・公共施設の老朽化が進んでいるのが、泉北ニュータウンの課題です。
これに対応するために、戸建ての庭などを活用したコミュニティ・ビジネス、6次産業、シルバービジネスの起業を促進し、女性の社会進出・職住一致を支援をされています。また、移転開設予定の近大医学部や附属病院に呼応して医療関連産業の集積・医工連携・健康づくりに取り組み、健康長寿のまちづくりにも取り組まれています。そして、大阪府住宅供給公社・泉北高速鉄道・南海不動産と連携し、高齢者向けサービスを展開したい事業者を募集、アイデアソン・座談会を通して事業提案を募るオープン・イノベーション型マッチングに取り組まれています。今後の、泉北ニュータンの再生に大いに期待したいと思います。
関西ベンチャー学会副会長 福嶋幸太郎
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第50回文化観光研究部会(8月29日)のお知らせ
第50回文化観光研究部会(シンポジウム)開催について
文化観光研究部会は下記のとおりの要領でNPO法人スマート観光推進機構との共催によるシンポジウムを開催します。文化観光研究部会の50回目の記念例会になります。
テーマ:「関西のインバウンド観光を見つめ直す」 〜関西は、一つずつ〜
現在、訪日外国人が関西にも殺到しており、今後、国際博覧会の大阪開催が決定すれば、さらに外国人観光客が増加、関西が「観光」で飛躍する可能性があります。
しかし、関西の中でも、大阪市が訪日外国人の増加による経済効果を上げる一方、神戸市は訪日外国人が思ったほど増えないという悩みを抱えています。逆に京都市には、訪日外国人が増加し過ぎて受け入れ能力が追い付かないという、いわゆるオーバーツーリズムの現象が起きている地域があります。このように、同じ関西でも、それぞれおかれている状況が違います。
このような時期であるからこそ、それぞれのおかれている課題を再整理して、それぞれの立場・特徴の違いを尊重しながらも、それぞれが連携し合うことの重要性を認識し、関西全体の発展につなげていくようなシンポジウムにしたいと思います。
開催日時:8月29日(水) 午後1時半~4時半
開催場所:大阪大学中之島センター
佐治敬三メモリアルホール
(定員:100名)
大阪市北区中之島4-3-53
https://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
基調講演:『オール関西でインバウンド誘客を!』
一般財団法人 関西観光本部 事務局長 森 健夫 氏
事例報告:『インバウンド向けサイクリングへの挑戦』
NPO法人スマート観光推進機構 理事 中西弘之
パネルディスカッション:「インバウンド観光 関西は、一つずつ」
関西観光本部事務局長 森 健夫 氏
京都市:京都市産業観光局 観光MICE推進室 観光戦略課長 西松卓哉 氏
大阪市:大阪市商店会総連盟理事長 千田忠司 氏(中央区商店会連合会会長)
神戸市:有馬温泉 瑞泉御所坊主人 金井啓修 氏
コーディネーター:関西ベンチャー学会常任理事、NPO法人スマート観光推進機構副理事長 清水宏一(元京都市観光政策監)
参加費:1,000円(関西ベンチャー学会、スマート観光推進機構の会員は無料)
申込み:下記のサイトからお申し込みをお願いいたします。
URL: https://kankou1.peatix.com (申し込みQRコードは右)
連絡先:星乃(メール:hoshino3014@gmail.com、 携帯:090-5645-1710)
主 催:関西ベンチャー学会文化観光研究部会
NPO法人スマート観光推進機構
協 力:関西CANフォーラム、なにわ名物開発研究会
後 援:公益社団法人 関西経済連合会、一般財団法人関西観光本部、日本経済新聞(予定)
カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 部会活動(案内)
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医療福祉部会開催のご案内
医療福祉部会開催のご案内
テーマ:「医療福祉部会の復活にあたり」
開催日時:9月6日(木)18:30~20:00
場所:アーバネックス備後町ビル3階A会議室
報告者:理事・主査 古下政義(堺市市長公室 ニュータウン地域再生室 参事)
内容:日本の人口が減少する一方で、首都圏・中部圏・関西圏の都市部では後期高齢者が急速に増加する。2010年と2025年を比較すれば、埼玉県は200%、千葉県は192%、神奈川県は187%、大阪府は181%の伸びと見込まれる。そして、全国で2025年時点の介護人材の供給は215万人、需要は253万人で、約38万人の介護人材が不足すると見られている。このような状況下での政策的対応は、「介護予防の強化」と「生活支援の担い手の強化」にある。具体的には、空き店舗や府営団地を活用した高齢者支援サービス、社会福祉法人やNPOによる新しい介護サービスなどについて、参加者と共に考えて行く部会としたい。
定員:18名(会場の都合上、定員になり次第締め切ります)
お申込み:お申込み:参加ご希望の方は、fukutaro@ogfi.co.jp 福嶋までご参加の旨をメール送信してください。
カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 部会活動(案内)
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第49回文化観光研究部会(6月4日)のご報告
第49回文化観光研究部会
テーマ「これからの日本の観光」
開催日時:2018年6月4日(月)18:30~20:00
場所 備後町クラブ3階会議室
文化観光研究部会は今回から、NPO法人スマート観光推進機構の「観光のひろば」との共催として開催していくことになりました。今回の講師は須田寛様にお願いしました。
JR東海相談役の須田 寬様は87歳とご高齢ですが、頭脳明晰で、今の観光産業を取り巻く問題を的確に把握され、幅が広くて奥の深い話をお聞かせいただきました。
須田様は物事を理解するときは必ず図を描くそうです。観光も図で書かれた書物がないので、「図でみる観光」(2018年5月発行)を書いたとのことでした。そして参加者にも贈呈していただきました。
10年ほど前、経済団体に「観光にもお金を出す仕組みを作ってもらいたい」と提言した際、経済団体からは「我々は経済団体、観光なんかに出せるお金はない」と、観光は経済活動だと思われず、観光を一段低く見られていたことを思い出す。今は状況も違ってきましたが、観光を経済活動としてみる目はまだまだ低い。
定住人口が減少するなか、交流人口は日本人で25人、外国人だと8人で定住人口1人に匹敵する経済効果がある。「交流人口が地域再生にもとても重要だ」と本題に入っていかれました。
日本商工会議所・日商観光委員会共同委員長の須田様は、5月8日に国土交通省を訪問し、石井啓一国交相、観光庁の田村明比古長官に、観光立国に向けた意見書を提出したそうです。
今回の講演は、その提言要旨に沿ってお話を進められました。
観光推進への課題として、訪日外国人旅行者は2,869万人と順調に増加し「観光立国」へ堅調な歩みを進めつつあるが、様々な課題が発現し、前途に困難が予見される。①地域による偏りが見られる、増加する②リピーターの受入体制が不充分、経済効果を受け止めるべき③観光産業がその機能を充分に果たしていない、さらに、④観光の安全対策の緊急性が指摘されると指摘されました。
観光客は、大都市圏、特定観光地へ集中し、宿泊施設の需要も偏り、深刻な需給逼迫が見られる。このため観光の地方分散、利用度の低い宿泊施設の有効活用等が緊急の課題で、「汎日本(オールジャパン)観光」の展開が必要である。
観光客が多く、京都市では市民がなかなかバスに乗れない、鎌倉では江ノ電に乗れないなど、市民生活にも影響が出ている。観光客を地方に分散する仕組みを緊急に作らないと、「観光公害」という問題に発展しかねない。そのために地方空港、地方港湾の整備を含め、観光地を横に結ぶ交通インフラ整備が不可欠になる。観光地を利用者の立場にたった第3次交通を作らないといけない。
今、リピーターが増加しているが、皆が同じ観光スポットには行かないで、もっと各地を回れるような多様な観光資源を作り提供していかないとリピーターは来ない。食を取り入れた観光、早朝観光や夜景など時間差を加えた観光など、ワイドな観光に取り組まなければならない。
観光産業は伝統的な形態で98%が中小企業。人材育成も進まず、IT導入など経営の近代化も遅れている。観光客を呼ぶ工夫も足らない。観光産業の経営近代化、効率化が急務である。
観光の基礎は「安全、安心」である。南海トラフ地震が30年以内に80%の確率で起こると言われる。今、地震が起こった時の観光客への特別な対策はほとんど用意されていない。地震で多くの死者が出たり、避難先の不備があった場合、信用を失い、日本を訪れる観光客は減少する。そのような事態を招かないためにも、観光客の避難、誘導、保護対策の確立が緊急の課題になる。
昔は観光に関する情報がなかったから旅行会社へ行った。今はネットで観光情報は自由に手に入るようになった。さらに魅力を高める工夫をしないとリピーターは来なくなる。
質疑応答で「民泊」についての意見を求められ、須田様は、これまで民泊は認められていなかったから、いい加減なヤミ民泊が増えた。金を取って宿泊客を泊めるなら、旅館やホテルと同じ規制がかけられなければならない。また「オリンピック」への意見では、オリンピックのみで観光客が増えるものではない。外国人もそれほど増えないし、日本人はテレビ観戦するので、観光の効果は期待できない。オリンピックにより日本の知名度が上がったことに効果がある。それを観光でどう受け止めるか、である。
「観光」とは、自家用車で来て、ただ見物して通過するだけで人的交流がなく、「金を使ってもらわない観光」は、地域に公害をまき散らすだけ。観光は「文化活動、経済活動」である。観光に行きたくなるのは人の本能であり、あそこに行くと楽しい、あそこの食を食べに行きたいと思う「魅力ある観光」を作らないといけない、と話を締めくくられました。
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学会誌Vol.11 論文投稿募集のお知らせ
関西ベンチャー学会 学会誌Vol.11 論文投稿募集のお知らせ
2018年7月19日
学会誌編集委員長 深見 環
今回の募集は規定数に達しましたので終了させていただきました。
沢山のご応募ありがとうございました。
関西ベンチャー学会誌も今回でVol.11の発刊の運びとなりました。
これもひとえに会員の皆様のご協力の賜物と考えております。
今回も下記要領で会員の皆様から研究論文等を募集いたします。
たくさんのご応募をお待ちしております。
なお、執筆は下記日程および執筆要領ならびに
「学会誌投稿規程」「学会誌著作権規程」(学会ホームページに掲載)に
従ってお願いいたします。
ご質問等ございましたら、事務局までご連絡ください。
1.発行日:2019年2月
2.募集スケジュール
①投稿申し込み締め切り:8月31日(金)までに事務局へ下記の投稿申込書を送付してください。
用紙は下記よりダウンロードできます。↓
投稿申込書
今回は掲載論文10本以内を予定しておりますので先着順で受け付けます。
申し込みが10本を越えた場合には次号の掲載とさせていただきます。
②原稿提出締め切り:11月30日(金)事務局へ電子メール添付で提出。
受領順に査読開始いたします。
③査読後、順に投稿者に内容送付
④査読指摘事項の修正後の最終原稿締め切り:1月25日(金)厳守。
⑤最終原稿と一緒に、学会ホームページに掲載する「論文要旨」を送付してください。
和文、400字以内(A4サイズ、44文字×39行)
3.執筆要領
・ページ数(タイトルを含む)
1.研究論文・事例研究論文 10ページ以内
2.研究ノート 6ページ以内
3.書評等 2ページ以内
・書式
① A4版、現代かなづかい、横書き
② 1ページ 44文字×39行
③ タイトル等の文字の大きさ
タイトル:16ポイント(太字)
氏名 :12ポイント(太字)
所属 :12ポイント(太字)
キーワード:12ポイント(太字)。キーワードは所属から1行空けて書く。
④本文の項目の表記と文字の大きさ
大項目 1 2 3 4 (第1節・・・に該当する) 12ポイント(太字)
中項目 1.1 1.2 1.3 ・・・2.1 2.2・・・ 10.5ポイント(太字)
小項目 1.1.1 1.1.2 ・・・2.1.1 2.2.2 10.5ポイント(太字
(Ⅰ Ⅱ ・・・Ⅴ は使用しない)
本文中に項目を示す場合には、大項目は「第3節で説明したように・・」、
中項目以下は「2.2.3で例示したように・・」と表記することとする。
本文:10.5ポイント
⑤文頭は1文字空けて文章を書く。
⑥パラグラフは1行空けて次のパラグラフを書く。
⑦図表は、本文での挿入箇所を明示して、合計で2ページ以内とする。
図表には、表題・出所を明記することとする。
例:「表3 日本の労働人口推移」出所:厚生労働省(2000)をもとに筆者作成。
「図1 総合経済特区」出所:内閣府(2013)。
⑧数式の表記:文中に数式を入れる場合を除き、数式は2行をとって別立てとする。
数式を引用する場合は右端に 1)などの番号を明記して、後注で説明する。
⑨外国の国名・地名・人名は原則カタカナ書きとする。一般化していない固有名称は初出に限り、
その原語を併記する
例:「タシュマン(Tushman,M.)は組織変革について・・・」
⑩外来語は原則として、カタカナ書きとする。
例:カメラ、メートル、ポンド、ドルなど。 但し、パーセントは%を使用する
図表では一般的な単位(m、g、など)を使用する。
リットルはイタリック(l)で表記する。
⑪数字の表記は、算用数字使用。二桁以上の数字は半角数字を使用。万以上の数字表記は下記例に従ってください。
例:35億1000万人、1万8000箱。
⑫年号は原則として西暦表記とする。但し、引用の場合は原著表記に従う
⑬査読論文の場合、本文中に「拙著」など著者を特定できる表記は行ってはならない。
⑭引用・参考文献の書き方は下記参照。
引用・参考文献の書き方
今回号から書き方が大幅に変更されております。ご注意ください。
1.本文中の文献引用の示し方は、簡易注または後注のいずれかを使用すること。
(1)簡易注の例
①著書・論文の全体的な見解を引用する場合は、著者と発行年のみを示す。
・・・といえる(青山、1950)
・・・知られている(Merton, 1938, 翻訳 森他、1950)
②引用箇所が特定できる場合には、著者、発行年、頁を示す。
テイラーは「・・・」と述べている(Tayler,1995, p.123)。
「・・・という点で特異的である。」(Tushman & Scanlan、1981、pp. 31-32)
(2)後注の例
①本文中の引用文の後ろに、注の上添え字で )をつける。
「・・・・」3)と番号をつける。
後注にて文献名を示す。
3)Merton,R.K.(1938), p.3. 邦訳4頁。
②雑誌等からの引用で著者が明記されていないものは、本文に注の番号を付け、後注で
引用文献を明記すること。
例:6)「***」『日本経済新聞』2017年7月11日。
③後注には、1)から順番に通し番号を付け、連続した番号を付すこと。
2.文献リスト
(1)参考文献という項目で記載すること
(2)記載方式は、author-date(著者―発行年)方式を採用すること。
(3)外国語文献と日本語文献に区別して記載すること。
①外国語文献は著者姓のアルファベット順に記載すること。
②日本語文献は著者氏名のアイウエオ順に記載すること。
③同一著者の文献は発行年の順番に記載すること。
④同一著者名は繰り返し記載せずに、「―――」(全角3コマ)を使用する
(4)文献の表記例を下記に示す。
外国語文献の場合
①単行本
著者(発行年)書名(版次)、出版地:出版社(翻訳書)
例:Lovelock,C., Wright,L.K.(1999) Principles of SERVICE MARKETING AND
MANAGEMENT, Printice –Hall,Inc.(小宮路雅博監訳、高畑泰+藤井大拙訳
『サービス・マーケティング原理』白桃書房、2002年)
②編著
編著者ed.(複数編著者の場合はeds.)(発行年)書名(版次)、出版地:出版社
(翻訳書)
例:Tushman, M.L. & Moore,W.L. eds.(1988) Readings in the Management of
Innovation, Harpercollins.
③編著に掲載された論文
著者〈発行年〉論文名in編者名ed.(またはeds.) 書名(版次)、出版地:
出版社、 掲載頁(翻訳書)。
例:Lovelock,C.H.(1995) ” Managing Services:The Human Factor,” in
Glynn,W.J.and Barnes,J.G.,eds. Understanding Services Management,
Chichester,UK:John Wiley & Sons,p.228.
④雑誌掲載論文
著者(発行年)論文名、雑誌名、巻号、掲載頁。
例:Tushman,M.L.and Katz,R.(1980)” External Communication and Project
Performance: An Investigation into the Role of Gatekeepers.” Management
Science,26(11),pp.46-58.
日本語文献の場合
①単行本
著者(発行年)『書名』出版社。
例:青山秀夫(1950)『マックス・ウェーバーの社会理論』岩波書店
②論文
執筆者(発表年)「論文名」編者名『論文集名』出版社、掲載頁。
例:内田義彦(1965)「日本思想史におけるウェーバー的問題」 大塚久雄編
『マックス・ウェーバー研究』東京大学出版会、146-162頁。
③雑誌掲載論文
執筆者(発表年)「論文名」 『雑誌名』巻号、掲載頁。
例:田尾雅夫(2008)「自治体におけるマネジメントを考える」『都市問題
研究』60(6)、22-37頁。
記載例
マーケティングの基礎・・16ポイント太字
関西太郎・・12ポイント太字
ベンチャー大学 経営学部
Keywords:ベンチャー、マーケティング・・・12ポイント太字
(以下:本文は2段組みで作成)
1.“ マーケティング ”とは?・・・12ポイントの太字
1行空けて文章を書く
文頭は一文字空けて書く。文章は 10.5ポイント。
1-1.マーケティングの定義 ・・・・10.5ポイントの太字
文頭は一文字空けて書く。文章は 10.5ポイント。
2. 1行空けて次のパラグラフを書く。
1-2.マーケティングの特徴・・・・・10.5ポイントの太字
文頭は一文字空けて書く。 文字は 10.5ポイント。
3.最後に、後注、参考文献を書く。
注
1)・・・
2)・・・
参考文献
外国語文献
日本語文献
以上
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