第1回情報交流サロン 2014年7月29日

第1回情報サロンが開催されました。発表者二人のプレゼンテーション概要は以下の通りです。関西ベンチャー学会第2回情報交流サロンで発表をしていただける方を募集しています。ご希望者は関西ベンチャー学会事務局までお申込みください。info@kansai-venture.org

■日本セラピスト検定機構公認スクール 峯瀬桂子様

「資格を活かした起業」
資格団体の提供するサービスと資格取得者が求めるものの乖離についての講話。女性が何か仕事を始めようと思った時、自分の好きな趣味を生かしたり、また自分に合った資格を取得して仕事にできたらと、将来の自分の人生設計をされる方が多いのではないでしょうか。
資格団体では資格取得のための技術を習得することはできますが、事業収益を生むための仕組みを学ぶことができないのが課題でもあります。本来資格取得後、その仕事で経済的に自立できることが理想的だと思います。 そのためには、活動の場を拡げるための営業が重要です。私は女性の中には苦手意識も多い営業を円滑に進める方法と経営の知識を高めることで、女性の自立をサポートできたらと考えています。

 ■情報工房株式会社代表取締役 宮脇一様

「コールセンター(お客様対応部門)の現状と今後」~3 年後のコールセンター予報
「雇用の創出産業と言われ盛隆を誇った業界も、変わらなきゃ、無くなる。」そう思ったのは、7年前。突然、「でんわ」の仕事が30%に減った。環境変化に適合し、世の中の役に立つしくみに変わらなければ、100名の社員と家族が路頭に迷う。導き出した答えは、ドメインを見つめ直すこと。
一人あたり、1万人/年と会話をするコミュニケーターは、お客様をきちんと理解し、何を考えているかが手に取るように判る。方や企業の経営者が今知りたいことは、見えなくなった「お客様の想い」だ。そう理解したとき、私たちの役目は、「生産性」から、「お客様を知ること」に変わる。「できるだけ、多く、長く、深く会話をしよう」。真逆のKPIを引っさげてチャレンジする。
そこには、昔のコールセンターの姿はない。電話のみならず、手紙・FAX・メール・SNS・チャットとあらゆるメディアを組合せ、発信する。コミュニケーションのシナリオから、表現物ができ、お客様が満足する。結果、企業との円滑な関係が出来上がる。そんな仕事をするのが、私たちだ。

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