カテゴリー別アーカイブ: 事務局からのお知らせ

奈良女子大学ポストドクター・キャリア開発事業キャリアセミナー開催のお知らせ(7/10)

☆関西ベンチャー学会常任理事の福嶋幸太郎さんは奈良女子大学に招かれて7月10日に講演します☆

奈良女子大学ポストドクター・キャリア開発事業キャリアセミナー開催のお知らせ(7/10

【テーマ】銀行と企業との関係変化 ~CMSキャッシュ・プーリングを通して~

【日 時】2015年7月10日(金)13:00~14:30

【場 所】奈良女子大学 文学系S棟125(1階)

奈良女子大学案内図 ↓

福嶋氏セミナー学内案内図

【講 師】福嶋幸太郎 さん

大阪ガスファイナンス(株)代表取締役社長

【概 要】

CMSとは、キャッシュ・マネジメント・システムの略称です。CMSはグループ会社全体の現預金を一元管理し、効率的資金利用を図って、グループ経営の重要な財務戦略として位置づけられています

今回の講義においては、銀行と企業の関係、CMSを産み出した世界経済の歴史的背景、日本の金融行政、日本特有のメインバンク制に触れた後、CMSの機能、経済的効果、法的論点などをわかりやすくお伝えします。

 

詳細は下記をクリックしてください↓

『銀行と企業との関係変化』福嶋さん2015年7月10セミナー(20150602)

奈良女子大学ホームページ案内↓

http://cdpd.nara-wu.ac.jp/seminar150710/

 

講演会の講師斡旋等は関西ベンチャー学会事務局までお問い合わせください。

mailinfo@kansai-venture.org

 

 

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。

関西ベンチャー学会 2015年度第1回講演会(7/14)のお知らせ

関西ベンチャー学会 2015年度第1回講演会のお知らせ

 テーマ 「『行動観察』が企業を変える」

顧客の動きなどを観察・記録して心理学的な分析を加え課題解決につなげる「行動観察」。従来の調査手法にとらわれないアプローチで、対象者が意識していない潜在的なニーズなどを掘り起こし、新しい商品やサービスを生み出すことのできる方法として、現在注目を集めています。この「企業を変える」可能性のある「行動観察」について、大阪ガス行動観察研究所の代表常務取締役事業本部長として、「行動観察力育成講座」の講師やセミナー講師などを務められた磯龍介さん(現・大阪ガスファイナンス取締役)に伺います。
講演後は関西ベンチャー学会の林茂樹会長の司会で、会場参加者を交えた質疑応答を展開。また、同じビル内のレストランで軽い飲み物をご用意しての交流会も予定しています。
講演会の参加費は、関西ベンチャー学会会員は無料です。奮ってご参加ください。

 

印刷用パンフレット ↓クリックしてください。

行動観察講演_関西V学会20150714

 

日 時    7月14日(火) 午後6時30分~9時

講演会 午後6時30分~8時  交流会 午後8時~9時

場 所    備後町クラブ3階ホール(交流会は2階レストラン)

大阪市中央区備後町3-6-14アーバネックス備後町ビル3階

=地下鉄本町駅下車・1番出口から徒歩1分

(地下鉄御堂筋線・本町駅1番出口を出て、左(御堂筋とは反対方向)に進み、
1つ目の角を左に曲がった2つ目のビルです)

講 師    磯龍介・大阪ガスファイナンス取締役

(前・大阪ガス行動観察研究所代表常務取締役事業本部長)

聞き手は 林茂樹・関西ベンチャー学会会長

(講師略歴) 1983年関西学院大学法学部卒、大阪ガス入社。生産部(現・製造発電事業部)・総務マネジャーなどを経て、2001年株式会社エルネット(現・大阪ガス行動観察研究所)出向。2015年4月から現職。大阪ガス行動観察研究所の最終的な職位は代表常務取締役事業本部長で、「行動観察力育成講座」の講師やセミナー講師などを務める

主 催  関西ベンチャー学会

参加費  講演会:関西ベンチャー学会会員=無料、非会員=2000円

(交流会は会員、非会員とも2000円)

定 員  70名(定員になりしだい締め切ります)


お問い合わせ・お申し込み  関西ベンチャー学会事務局

TEL・FAX:072-658-5693  MAIL:info@kansai-venture.org

お申込みは、下記フォームよりお願いいたします。


関西ベンチャー学会 2015年度第1回講演会申込フォーム

氏名
フリガナ
所属
メールアドレス
電話番号
区分(選んでください)
交流会(選んでください)
備考

 

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。

第14回年次大会のご報告

関西ベンチャー学会 第14回年次大会

「少子高齢社会における女性企業家の役割」

2015年関西ベンチャー学会の第14回年次大会が、2015年3月7日、関西大学千里山キャンパスで開催されました。午前中の会員総会、会員研究発表に続いて、午後から基調講演、パネルディスカッション、学生ビジネスプラン発表会が行われ、会員研究発表では、新事業開発の見極めやマーケティング戦略などに関する研究成果が発表されました。午後の基調講演では、働く母親を支援するサービスを展開する企業「マザーネット」の上田理恵子代表取締役社長が登壇。起業のいきさつや経営理念などについて語りました。パネルディスカッションでは上田社長に加え、日本政策投資銀行の栗原美津枝常勤監査役、有限会社アクティアの松村敦子代表取締役が登壇し、三根早苗関西ベンチャー学会副会長による司会進行で、女性起業家の役割、強み、起業を目指す女性へのメッセージなどについて話し合いました。学生ビジネスプラン発表会では、関西の5大学4グループの学生たちがビジネスプランを発表。関西学院大学・大阪経済大学のグループが発表した「日本企業に就職したい留学生と、留学生を採用したい中小企業のマッチングサービス」が最優秀賞に輝きました。夕方に開催された懇親会では、学生ビジネスプラン発表会の表彰式などが行われ、学生たちも加わった賑やかな懇談の輪ができました。

[ 趣 旨 ]
日本では世界に例をみないスピードで少子高齢化が進行しています。国立社会保障・人口問題研究所は、2060年には、現在と比べて労働人口は2/3に減少し、65歳以上の人口の比率は40%になると予測しています。このような状況では、女性が子供を産み育てながら安心して仕事をすることができる社会が必要です。そのような社会を実現させる鍵をにぎっているのは女性起業家ではないでしょうか。関西ベンチャー学会では、少子高齢社会における女性起業家の役割について考えていきたいと思います。

主 催 関西ベンチャー学会大会実行委員会

後 援
近畿経済産業局、大阪府、関西経済連合会、関西経済同友会、大阪商工会議所
日本政策金融公庫、関西ニュービジネス協議会、日本経済新聞社大阪本社
毎日新聞社、日刊工業新聞社

[大会プログラム ]
日 時  2015年3月7日(土)

会 場  関西大学 千里山キャンパス 第2学舎2号館C棟5階
懇親会会場  新関西大学会館南棟4階 レストラン チルコロ(Circolo)

10:10 受付開始
10:30 会長挨拶、主催校挨拶    (C507教室)

10:35 関西ベンチャー学会会員総会        (C507教室)     、
11:00 会員研究発表
開始・終了宣言:高増大会実行委員長
研究発表1
コメンテータ :釣島平三郎(太成学院大学)
会場:C505教室   (発表20分、質疑応答5分 計25分)

①11:00~11:25 北 真収 岡山大学大学院社会文化科学研究科 教授
「新興企業の手続き的公正と顧客の声の促進」

②11:30~11:55 大谷隆児 立命館大学大学院MOT研究科
「製造業中小企業の新事業開発の好機認識についての一考察」

研究発表2
コメンテータ :坂川弘幸(関西ベンチャー学会 理事)
会場: C506教室    (発表20分、質疑応答5分 計25分)

①11:00~11:25 畑中艶子 奈良女子大学 キャリア開発支援本部
「中小食品企業のマーケティング戦略~ツリー型思考法の提起~」

②11:30~11:55 福嶋幸太郎 大阪ガスファイナンス㈱代表取締役社長
「CMSキャッシュ・プーリングの経済的効果と運用課題」

12:00 昼食休憩(理事会) 会場 C501教室
13:00 基調講演   会場 C507教室

株式会社マザーネット 代表取締役社長 上田 理恵子氏
テーマ「女性の視点のソーシャルベンチャー ~働くママにやさしい社会をめざして~」

上田理恵子氏プロフィール
17年間勤めた会社を退職し、仕事と家事・子育ての両立に悩んだ自身の体験を生かし
ワーキングマザーを総合的に支援する会社「マザーネット」を設立。働く母親が本当に困ったときに役立つサービスをめざし、家事・育児を代行し、急な子どもの発熱や残業時にも対応するマザーケアサービスを中心に、電話悩み相談や、育児休暇復帰セミナー、長期休み中の子ども自然体験スクールの開催、月刊情報誌の発行など、きめ細かいサービスを展開している。2002年10月には「女性のための創業マニュアル」を発行。
2006年には“第1回にっけい子育て支援大賞”、2007年には“女性のチャレンジ支援賞(男女共同参画担当大臣賞)”、2010年には関西財界セミナー賞2010輝く女性賞を受賞。2009年3月に初めての著書「働くママに効く心のビタミン」(日経BP社)を出版。

[基調講演内容]

上田社長は2001年に立ち上げた「マザーネット」の概要を説明した後、創業までのいきさつについて語りました。この中で上田社長は、自分自身の子育ての体験から、働く母親には優しくない社会であることを実感し、働く母親の会「『キャリアと家庭』両立を目指す会」を1994年に設立、この会に寄せられた悩みがおよそ2万件にも上り、「特に、子どもが病気の時に預けるところがないという悩みが最も多かったため、病気の子どものケアをメインの事業とする会社を立ち上げる決意をした」と語りました。また、起業の準備には5年をかけ、起業塾などで「使命感、大きな志の大切さを学んだ」とも述べました。

起業した後も、オフィスを貸してもらえなかったり、資本金を預ける銀行がなかったりと、「起業する女性にもやさしくない社会であることを実感した」ものの、「尊敬できるパートナーができ、働く女性に優しい社会を作りたいという明確な理念に共感を持ち、応援してくれる仲間たちも集まって、少しずつ体制を整えながら成長を続けてこられた」と振り返りました。そして、「社会が求めている事業は必ず伸びる。スタッフ(社員・パート)やケアリストがどうすれば働きやすくなるかを常に考えること。どれだけ大きな事業をするかより、どれだけ1件1件に心を込めたかが大事」と述べ、「マザーネットという会社がいらなくなる社会を目指したい」と結びました。

14:00 パネルディスカッション
テーマ: 「少子高齢社会における女性起業家の役割」
司会 三根 早苗(パワーエンハンスメント代表取締役 関西ベンチヤー学会副会長)
パネリスト
上田理恵子(株式会社マザーネット 代表取締役社長)
栗原美津枝(株式会社日本政策投資銀行 常勤監査役(初代女性起業サポートセンター長))
松村 敦子(アクテイア代表取締役 関西ベンチヤー学会理事)

パネリストのご紹介
栗原美津枝氏プロフィール
現職:日本政策投資銀行 常勤監査役(初代女性起業サポートセンター長)
略歴:
日本開発銀行入行後、文部科学省出向、コーポレートファイナンスや地域振興事業の
プロジェクトメイクを担当。財務部等にて銀行統合事業等に携わった後、2003年~
2008年、課長としてM&Aを統括。この間、地方銀行とのネットワークを生かし、
地域の企業再生やサービス業の業界再編案件、グループ再編を多く手掛ける。2008年~2010年、米国スタンフォード大学国際政策研究所Visiting FellowでクロスボーダーM&Aやベンチャーファイナンスを研究。帰国後、財務部次長、医療・生活室長を経て、2013年4月、ヘルスケアやサービス産業を担当する企業金融第6部の新設に伴い部長就任。この間、2011年11月に「女性起業サポートセンター」を自ら立ち上げ初代センター長を務める。2015年2月より現職。

松村敦子氏プロフィール
松村 敦子(まつむら・あつこ)1960年生まれ 京都女子大学短期大学部(食物専攻)
中学校家庭科講師(工夫パジャマ指導)。結婚退職後、女児出産. 専業主婦(20年間)のち起業。※ソウルメイトだった義母が?尿管がん‘になり、脱毛(抗がん剤の副作用)で悲しんでいた時に看病の傍ら 帽子を手作りして贈った。 その帽子(バンダナ帽)を商品化し、2005年 会社設立。

15:10 休憩
15:20 学生ビジネスプラン発表会
司会 高増明 (関西大学)
審査委員長 三根早苗(㈲パワーエンハンスメント代表取締役)
審査委員 大野長八(大野アソシエーツ代表)、釣島平三郎(太成学院大学)
会場: C505教室 (発表10分、質疑応答5分 計15分)

1.15:20~15:35 BBB伴 雅樹、増田 貴明、白羽 弘樹、上山 貴大(近畿大学 経営学部)
「外来魚ビジネス」

2.15:35~15:50 林 宏偉、賀 艶(関西大学大学院 社会学研究科)
「中国人観光客向けのGPSを利用した観光情報スマホアプリの開発」

3.15:50~16:05 由比美穂、雪谷周平、上田紗加、峯岸志帆(追手門学院大学 経営学部)
「ブルブル多機能まくらさん」

4.16:05~16:20 田中裕人、山崎 源 (関西学院大学 商学部、大阪経済大学 人間科学学部)
「日本企業に就職したい留学生と、留学生を採用したい中小企業のマッチングサービス」

16:35 閉会挨拶 高増大会実行委員長
17:00~ 懇親会開始 新関西大学会館南棟4階 レストラン Circolo(チルコロ)
司会:日野副会長
学生ビジネスプラン授賞式
受賞式の司会:高増大会実行委員長
賞状授与:林会長
次年度開催校挨拶:釣島常任理事(太成学院大学経営学部長)
19:00  大会閉会挨拶 :高増大会実行委員長

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。

関西ベンチャー学会 学会誌Vol.7 論文

関西ベンチャー学会 学会誌Vol.7 論文掲載について

2015年3月に刊行されました関西ベンチャー学会 学会誌Vol.7に

掲載されております論文をご覧いただけます。

尚、学会誌につきましては会員の皆様には既にお送りさせていただいております。

↓論文をご覧になりたい場合はブルー題名の文字をクリックしてください

論 文

The Development of Adult Education through Practice of Public Library Program

Hiroshima University , Graduate School of Education Shoko Nagata(永田祥子)

「The Development of Adult Education through Practices of Public Library Program 」永田祥子

中小食品企業のマーケティング戦略   ~ツリー型思考法の提起~ 

奈良女子大学 畑中 艶子

「中小食品企業のマーケティング戦略」畑中艶子

CMSキャッシュ・プーリングの経済的効果と運用課題  

大阪ガスファイナンス(株) 福嶋 幸太郎

「CMSキャッシュ・プーリングの経済的効果と運用課題 」福嶋幸太郎

 

事例研究論文

自治体による中小企業のイノベーション促進政策の方法と効果   

-「大阪トップランナー育成事業」の事例分析から-  

立命館大学 名取 隆

「自治体による中小企業のイノベーション促進政策の方法と効果」名取隆

事例研究

わが国の中小企業クラスター地域における経営戦略   

-競争優位にたつことができるコアコンピタンスについての一考察―  

愛知産業大学 宮脇 敏哉 四天王寺大学 深見 環

北九州市立大学 岩田 一男

「わが国の中小企業クラスター地域における経営戦略」宮脇敏哉・深見環・岩田一男

カテゴリー: 事務局からのお知らせ, 学会誌 | コメントは受け付けていません。

第44回文化観光研究部会のご報告~夢童由里子さんを偲んで

第44回文化観光研究部会のご報告~夢童由里子さんを偲んで

第44回文化観光研究部会が、3月28日に開催されました。当初は、からくり人形作家の夢童由里子さんを講師にお迎えし、名古屋城本丸御殿の復元をはじめ、名古屋のまちの活性化に取り組んでこられたご苦労話をお聞きする予定でしたが、夢童さんは3月21日、心不全のため急逝されました。

このため、午後3時からの大阪城公園内見学の後、午後4時から開かれた研究部会では、夢童さんの講演に代わり、清水宏一主査と坂川弘幸幹事がそれぞれ、「京都市の観光の現状と新しい観光の仕掛け」、「大阪万博が日本の発展に貢献した事例」を発表しました。

夢童さんには以前にも文化観光研究部会でご講演いただいたことがあり、大変お世話になりました。また、そのエネルギッシュなお仕事ぶりに、個人的に尊敬の念を抱いておりました。ご逝去されたことは痛恨の極みです。謹んでご冥福をお祈り申し上げたいと思います。(写真中央は在りし日の夢童さんです)

坂川弘幸

以下、清水宏一主査の追悼文を掲載します。なお、文化観光研究部会の主査と幹事の交代もこの日ご提案し、参加者の皆様からのご了承を得ましたので、併せてご報告申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回のベンチャー学会文化観光部会の客員講師は、夢童由里子先生。

彼女は、からくり時計の作家であり、2005年の愛知万博で恒久モニュメントとして会場に建てられた「日本の塔・月」の作者である。地元名古屋では、春姫道中や名古屋城本丸御殿復元の旗を振り、さらには、各種のイベントでのプロデユーサーを務める超有名人。その彼女を呼んで、桜の花の咲き始めた大阪城を見学し、その後、今、世界中から注目が集まっている「ユニークベニュー」と「観光MICE」について考えるシンポジウムを開催する計画だった。

ところが、いつまでたっても彼女が顔を見せない。昨夜から電話を続けているが、一向に返事がない。今日は土曜日で事務所は休みだ。「はて、こまった!」ときらめかけてふと気が付いた。本郷さん、本郷さん!!先生の助手の本郷さんがいる!

本郷さんは夢童さんの秘書だから、聞けばわかるだろうと思ったが、こちらも一向に電話が通じない。何度か、留守電にメッセージを残したが、それでも一向に返事がない。そのうち、「メモリーが満杯になりました」のメッセージが流れる。途方に暮れてしまった。

大阪城から会場である追手門大学まで歩く間に、やっと電話が鳴った。本郷さんだ!
「清水さん、連絡が遅れてすみません。なにせ、急なことだったものですから。夢童先生、亡くなったの!!」
ガーンである。「なぜ!!」往来の真ん中で、大声で立ちすくんでしまった。つい先日まであんなに元気だったのに。それに「春姫道中」も直前である。聞けば、心不全でなくなり、葬儀は家族だけで行われたようだ。

もうベンチャー学会の開会まで、あと20分しかない。とりあえず会場に急ぐと、聴衆がそろそろ集まりかけている。全員が入場したところで、事情を話す。全員があっけにとられて言葉がない。僕も長い間、講演会やシンポジウムを続けているが、こんなことは初めてだ。

とりあえず、僕が講師に成り代わって京都市の観光の現状と新しい観光の仕掛けを語り、坂川さんが、万国博が日本の発展に貢献した事例を発表することにして、部会を開始した。

話が盛り上がって、万国博の話が出た途端、誰も席を立たないし、動いてもいないのに突然、暗幕がザアーという音と共に動きだし、止まったかと思うと、また上に上がっていった。「誰か動かしましたか?」と聞いたが、誰も何もしていない。暗幕を上げ下げすると、ちゃんと動く。「夢童先生だ!!」と、皆が言い出した。

合掌
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上です

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。

平成27年第1回大学発ベンチャー研究部会開催のご案内

下記により、部会を開催しますので、ご参加くださいますようご案内いたします。

 

1.日時:2015年6月22日(月)午後6時30分~8時30分

2.場所:日本政策金融公庫大阪支店内会議室

〒530-0057 大阪市北区曽根崎2-3-5(梅新第一生命ビルディング8F)

3.講師:株式会社京ろまん

代表取締役 郡 史朗 氏

<ご経歴>

【出身】1961年生まれ、奈良市出身

【学歴】1984年近畿大学法学部卒業

【職歴】1984年~大阪の呉服問屋にて呉服業界の経営を学ぶ

1986年株式会社京ろまん設立。成熟した和装業界において斬新なビジネスモデルを開発すべく、写真スタジオや着付け教室等、多方面の事業を開発。現在、神奈川、大阪、兵庫、奈良、京都、三重にて、グループ4業態17店舗を展開中。

4.テーマ:注目の写真館『ファーストステージ』

今注目されている写真館『ファーストステージ』の「成長の秘密」を明らかにします。お宮参り、七五三、入卒園、成人式、結婚式など「人生の記念日」を応援する店舗として、地元の人々に愛される写真館です。幸せな家族の「思い出」や「記念日」を大切にした運営ノウハウで関西を中心に全国に広まりつつある『ファーストステージ』。今回は今後の京ろまんの経営戦略を学びます。

5.費用:会員―無料、一般非会員―1,000円、学生非会員―500円。

6.定員:40名

7.問合せ・参加申込先

関西ベンチャー学会大学発ベンチャー研究部会 主査:文能(ぶんのう)

E-mail : tbunno@bus.kindai.ac.jp

Tel :06-4307-3292

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。

第41回医療・福祉研究部会のお知らせ

第41回医療・福祉研究部会

下記の通り医療・福祉研究部会を開催しますので、奮ってご参加ください。

日時 4月22日(水) 18:30~20:00

会場 備後町クラブ3階A会議室(大阪市中央区備後町3-6-14アーバネックス備後町ビル3階=地下鉄本町駅下車・1番出口から徒歩1分)

テーマ : 「経済格差×社会の実体」

“経済格差∝教育格差”解決の草の根運動!!

経済格差で才能が生かせない若者が生まれた背景

講師 NPO Rainbowエンジェル 代表 八木 知夏  会員 秋元一平

内容:

現在、働けない若者、鬱、ニート、引きこもりが急増しています。

そうした社会問題には、貧困層が抱える食の実態という裏側が隠されています。

国立大学出身者の親の年収が高いことが多いように、

家庭環境と教育は、才能を持った若者にとって大きな影響力を持ちます。

ニートが抱える家庭環境の実態は、経済格差が大きく影響しています。

そうした、若者たちが働ける社会にするために今後できること、

そして、社会ができる、具体的解決策とは?

(会場は地下鉄御堂筋線・本町駅下車 1番出口を出て、左(御堂筋とは反対方向)に進み、1つ目の角を左に曲がった2つ目のビルです)

mail to : hiroyuki.sakagawa@nex.nikkei.co.jp

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。

関西ベンチャー学会 理事選挙結果について

関西ベンチャー学会 理事選挙結果について

 3月7日に開催されました理事選挙におきまして、立候補者が定員に満たなかったため11名全員の方が当選されましたので、ここにお知らせいたします。尚、4月からの学会役職につきましては、
決定次第お知らせいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
おかげさまで選挙、及び第14回年次大会も無事終了することができました。皆様のご協力ありがとうございました。

                                  関西ベンチャー学会選挙管理委員長
                                        福嶋幸太郎
(立候補順)
大野 長八       
畑中 艶子  
林  茂樹  
大久保 良雄  
日野 孝雄 
福嶋 幸太郎  
高田 栄治
清水 宏一
坂川 弘幸  
宮田 由紀夫
吉永 徳好  

以  上

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。

第14回年次大会プログラム発表について

関西ベンチャー学会 第14年次大会プログラム発表について

関西ベンチャー学会 第14回年次大会
「少子高齢社会における女性起業家の役割」
[ 趣 旨 ]
日本では世界に例をみないスピードで少子高齢化が進行しています。
国立社会保障・人口問題研究所は、2060年には、現在と比べて労働人口は2/3に減少し、
65歳以上の人口の比率は40%になると予測しています。このような状況では、女性が
子供を産み育てながら安心して仕事をすることができる社会が必要です。そのような社会を
実現させる鍵をにぎっているのは女性起業家ではないでしょうか。関西ベンチャー学会では、
少子高齢社会における女性起業家の役割について考えていきたいと思います。

主 催 関西ベンチャー学会大会実行委員会

後 援
近畿経済産業局、大阪府、関西経済連合会、関西経済同友会、大阪商工会議所
日本政策金融公庫、関西ニュービジネス協議会、日本経済新聞社大阪本社
毎日新聞社、日刊工業新聞社

[大会プログラム ]
日 時  2015年3月7日(土)

会 場  関西大学 千里山キャンパス 第2学舎2号館C棟5階
懇親会会場  新関西大学会館南棟4階 レストラン チルコロ(Circolo)

10:10 受付開始
10:30 会長挨拶、主催校挨拶    (C507教室)

10:35 関西ベンチャー学会会員総会 (C507教室)    、
11:00 会員研究発表
開始・終了宣言:高増大会実行委員長
研究発表1
コメンテータ :釣島平三郎(太成学院大学)
会場:C505教室   (発表20分、質疑応答5分 計25分)

①11:00~11:25 北 真収 岡山大学大学院社会文化科学研究科 教授
「新興企業の手続き的公正と顧客の声の促進」

②11:30~11:55 大谷隆児 立命館大学大学院MOT研究科
「製造業中小企業の新事業開発の好機認識についての一考察」

研究発表2
コメンテータ :坂川弘幸(関西ベンチャー学会 理事)
会場: C506教室    (発表20分、質疑応答5分 計25分)

①11:00~11:25 畑中艶子 奈良女子大学 キャリア開発支援本部
「中小食品企業のマーケティング戦略~ツリー型思考法の提起~」

②11:30~11:55 福嶋幸太郎 大阪ガスファイナンス㈱代表取締役社長
「CMSキャッシュ・プーリングの経済的効果と運用課題」

12:00 昼食休憩(理事会) 会場 C501教室
13:00 基調講演   会場 C507教室

株式会社マザーネット 代表取締役社長 上田 理恵子氏
テーマ「女性の視点のソーシャルベンチャー ~働くママにやさしい社会をめざして~」

上田理恵子氏プロフィール
17年間勤めた会社を退職し、仕事と家事・子育ての両立に悩んだ自身の体験を生かし
ワーキングマザーを総合的に支援する会社「マザーネット」を設立。
働く母親が本当に困ったときに役立つサービスをめざし、家事・育児を代行し、
急な子どもの発熱や残業時にも対応するマザーケアサービスを中心に、電話悩み相談や、
育児休暇復帰セミナー、長期休み中の子ども自然体験スクールの開催、月刊情報誌の発行など、
きめ細かいサービスを展開している。2002年10月には「女性のための創業マニュアル」を発行。
2006年には“第1回にっけい子育て支援大賞”、2007年には“女性のチャレンジ支援賞
(男女共同参画担当大臣賞)”、2010年には関西財界セミナー賞2010輝く女性賞を受賞。
2009年3月に初めての著書「働くママに効く心のビタミン」(日経BP社)を出版。

14:00 パネルディスカッション
テーマ: 「少子高齢社会における女性起業家の役割」
司会 三根 早苗(パワーエンハンスメント代表取締役 関西ベンチヤー学会副会長)
パネリスト
上田理恵子(株式会社マザーネット 代表取締役社長)
栗原美津枝(株式会社日本政策投資銀行 常勤監査役(初代女性起業サポートセンター長))
松村 敦子(アクテイア代表取締役 関西ベンチヤー学会理事)

パネリストのご紹介
栗原美津枝氏プロフィール
現職:日本政策投資銀行 常勤監査役(初代女性起業サポートセンター長)
略歴:
日本開発銀行入行後、文部科学省出向、コーポレートファイナンスや地域振興事業の
プロジェクトメイクを担当。財務部等にて銀行統合事業等に携わった後、2003年~
2008年、課長としてM&Aを統括。この間、地方銀行とのネットワークを生かし、
地域の企業再生やサービス業の業界再編案件、グループ再編を多く手掛ける。2008年~
2010年、米国スタンフォード大学国際政策研究所Visiting Fellowでクロスボーダー
M&Aやベンチャーファイナンスを研究。帰国後、財務部次長、医療・生活室長を経て、
2013年4月、ヘルスケアやサービス産業を担当する企業金融第6部の新設に伴い部長就任。
この間、2011年11月に「女性起業サポートセンター」を自ら立ち上げ初代センター長を
務める。2015年2月より現職。

松村敦子氏プロフィール
松村 敦子(まつむら・あつこ)1960年生まれ 京都女子大学短期大学部(食物専攻)
中学校家庭科講師(工夫パジャマ指導). 結婚退職後、女児出産. 専業主婦(20年間)のち起業.
※ソウルメイトだった義母が?尿管がん‘になり、脱毛(抗がん剤の副作用)で悲しんでいた時に
看病の傍ら 帽子を手作りして贈った. その帽子(バンダナ帽)を商品化し、2005年 会社設立.

15:10 休憩
15:20 学生ビジネスプラン発表会
司会 高増明 (関西大学)
審査委員長 三根早苗(㈲パワーエンハンスメント代表取締役)
審査委員 大野長八(大野アソシエーツ代表)、釣島平三郎(太成学院大学)
会場: C505教室 (発表10分、質疑応答5分 計15分)

1.15:20~15:35 BBB伴 雅樹、増田 貴明、白羽 弘樹、上山 貴大(近畿大学 経営学部)
「外来魚ビジネス」

2.15:35~15:50 林 宏偉、賀 艶(関西大学大学院 社会学研究科)
「中国人観光客向けのGPSを利用した観光情報スマホアプリの開発」

3.15:50~16:05 由比美穂、雪谷周平、上田紗加、峯岸志帆(追手門学院大学 経営学部)
「ブルブル多機能まくらさん」

4.16:05~16:20 田中裕人、山崎 源 (関西学院大学 商学部、大阪経済大学 人間科学学部)
「日本企業に就職したい留学生と、留学生を採用したい中小企業のマッチングサービス」

16:35 閉会挨拶 高増大会実行委員長
17:00~ 懇親会開始 新関西大学会館南棟4階 レストラン Circolo(チルコロ)
司会:日野副会長
学生ビジネスプラン授賞式
受賞式の司会:高増大会実行委員長
賞状授与:林会長
次年度開催校挨拶:釣島常任理事(太成学院大学経営学部長)
19:00  大会閉会挨拶 :高増大会実行委員長

[大会参加費]
① 事前申込者(懇親会費を除く)
必ず会費の振り込みを事前に行ってください。事前に会費納入のない場合は当日申し込み料金となります。
会員 3,000円、一般非会員 5,000円、学生会員 1,000円、学生非会員 2,000円

②当日申し込み(同)
会員 3,500円、一般非会員 5,500円、学生会員 1,500円、学生非会員 2,500円

懇親会会費(別途)3,000円

事前会費納入先(事前納入締切:2月27日(金)まで)
三井住友銀行 御堂筋支店(店番517) 普通 7501687 名義:関西ベンチャー学会

ご参加お申し込みは下記ホームページへ

http://www.kansai-venture.org/?p=1183

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。

第40回医療・福祉研究部会のご報告

第40回医療・福祉研究部会のご報告

第40回医療・福祉研究部会が、2月25日(水)午後6時30分から、大阪市中央区の備後町クラブ3階会議室で開催され、増田勝人・株式会社アットマーク・ソリューション代表取締役社長から、子育てと教育についてお話をいただき、議論しました。増田社長のご講演内容は次の通りです。
弱者若しくは中間層が富裕層に負けないようにするには、教育こそがキーになる。
しかし昨今は経済格差が教育格差を生み、それが長期に渡って固定化されており、もはや正攻法では太刀打ちできない状況である。
一般に一人の子どもを大学に進学させようとすると大学にもよるが、数千万円掛かる学部もある。
元々教育はコストが掛かると認知されているが、
やり方を工夫すれば、費用を掛けずに進学校に進学させることができる。
そして、その手法こそ、健康で文化的な日本人の生活そのものであった。
赤ちゃんが生まれた時から綺麗な言葉遣い、親が率先垂範して挨拶や靴を並べたり、自ら本を読む姿を見せ子どものお手本になること。
2歳までは決して怒らず、子どもの自主性を育てること。
子育てとはまさに親自身の人間力の高次化であり、社会に対するイノベーションである。
講師がその体験談を交えて、教育に対する提言の後、出席者全員で、
現代が抱えている社会問題、特に少子化と中間層の学力低下、親の教育力の低下を憂い、抜本的な解決策を探った。
●問題提起
①社会が乱れているのは全てヒトの問題
・動物化する人間社会
・本当に無知な大人が増えてきた
・理念なき国家、夢のない大人たち
・無責任な”師”
・フィロソフィを無視する学校
②社会が変わるかどうかはヒト次第だが
・破綻寸前の社会。もはや普通のヒトでは難しい
・普段より理念を高めている経営者や若い人たちに期待
・未来の社会を創るのは現在の子供たち
・理念、モラル、フィロソフィを
・教育格差を何とかしなければ

●自己紹介

●子育てを通じて
①過去
・生まれる~幼児期
・小学生
②現在
・中学生
③未来
・高校生
・大学生
④学んだこと
・子育ての連鎖
・親は自分の子ども時代を振り返ること
・責任取れますか?

「今なら間に合う」我々でできることはないか?

子どもたちを自律した立派な大人に導く。
遠回りでもそれしかないと
●私塾を通じて
①IT起業塾
・将来起業したい学生を集め、
経営の理念、目的、ビジョン、
設立後の運営、資金繰り、雇用
などを講義とワークで意識を高めてもらう

②ITエンジニア養成塾
・フリーターにITを伝授し、
@solution社内でスカウトするか、他者に斡旋

③双育塾
・子どもたちが自分で夢やビジョンを見つけ、
それを実現させるお手伝い
政府は日本の医療のアジア進出を成長戦略とした(13年成長戦略)。20年を目標に医療技術・サービ

●会社紹介
株式会社アットマーク・ソリューション
経営理念 「次世代生成」
経営目的 「知的生産社会に寄与する企業となる」
21世紀、22世紀の日本を変える人財を輩出
未来ある若者にチャンスを与えられる会社を

●今後の展望
①株式会社アットマーク・エデュケーションの設立
主に教育ビジネス、既存の学習塾ではなく、
子どもたちに理念や人生の目的、ビジョンを確立させ、
自分が本当にしたい職や社会に対する貢献を
実現させる支援を行う。

②児童養護施設の設立
DVやネグレスト、身寄りの無い子たちに生活の場を提供する。
20人をフォローするのに運営コストは年間6千万円掛かるとのこと。
当施設では子どもたちへの教育を充実させ、公立大学進学をフォローする。
運営コストは@ソリューション社で稼いだ利益を使用する。
就職が決まり施設卒業後は給料の一部を寄付金として募り、施設の自律を図る。

●意識共有
①増田が考える成功とは?
Q.自分だけ成功しても、それでいいのか?
Q.本当の成功者、本当の勝ち組とは?

A.本当の成功者とは、人間社会を作った人
・尊敬、感謝 × 自己、他者
・さらに弱者を引っ張ってあげられる

②日本の社会とは?

Q.動物社会に住みたいか?
⇒全くの自由。力のあるものしか生き残れない

Q.動物社会的人間社会に住みたいか?
⇒力こそ正義。奪い合う社会

A.私は、人が住む人間社会に住みたい!
⇒力の大小に係わらず人として生きていける
⇒共生の社会。感謝し合う社会

③できるのか?
A.「思っただけでは叶わない」から「想えば叶う」へ

●社会への提言
①お母様へ
⇒お父さんのことを悪く言わない!
⇒再婚は考えない
⇒毎日の生活が子どもの将来を決める
⇒子どもへの”投資”が結局は幸せに至る
②お父様へ
⇒ビジョンを指し示すのがお父さん
⇒仕事が忙しいを言い訳にしてはいけない
③行政、企業へ
⇒母子家庭のお母さんを働かせるのは国として情けない
⇒働かせるなら、託児所と寮を併設できないか?

以上です。

カテゴリー: 事務局からのお知らせ | コメントは受け付けていません。