第3回関西ベンチャー学会・JABI によるジョイントフォーラム
2025 年 3 月
22 日、米国シリコンバレーの NPO 法人 JABI と関西をオンラインで繋ぎ、第3回目のジョントフォーラムが開催されました。JABIとは Japan America Business Initiativesの略であり、シリコンバレーに住む日本人の専門職コンサルタント、科学者など 20 名近くで構成されており、「人材の育成、日本の中小企業の海外進出による国際化に伴った日本国内地域の活性化、日米貿易の活性化、国際交流、友好関係の育成によって公益の増進に寄与する。」ことを目的に活動しております。
関西ベンチャー学会は、2021 年 9 月に JABI と友好・提携関係を締結して、シリコンバレーの最新のビジネス情報や技術動向の習得につとめるとともに、定期的にジョイントフォーラムを開催しております。
今回は、「日本の未来を切り拓く29の処方箋(芙蓉書房出版」の著者である釣島平三郎(太成学院大学客員教授)および大永英明氏(イノベーション・マトリックス社CEO、米国カリフォルニア州サンタクララ在住)がファシリテーターを務め、「起業家を輩出させるような教育への変革について議論する」をテーマに、次の4つの課題について積極的な意見交換を行いました。
1)チャレンジ精神を育む教育―初等教育・高等教育・受験制度
2)グローバル社会でのコミュニケーションを可能にする教育―英語教育改革・多文化教育の重要性
3)起業家を育成する実践的な教育―日本のビジネススクールの役割
4)感性を磨き、創造力、問題解決力を養うArts/Liberal教育―Arts・文化教育の割合・オープン教材を活用した教育
今回、本フォーラムで話合われた内容を関西ベンチャー学会のホームページ上に公開して、今後の日本の教育の変革の一助になればと考え、情報共有を図ることに致しました。
是非、ご拝読頂ければ幸いです。
2025 年 5月 30
日
関西ベンチャー学会
常任理事 釣島平三郎
公開資料 (題名をクリックしてください)
第3回ジョイントフォーラム(JABI&関西ベンチャー学会)のまとめ