関西ベンチャー学会
第3回「CB・NPO研究部会」の概要
とき・ところ
日時:2001年8月3日 18:00〜20:00
場所:大阪産業創造館会議室 17F B室
概要
講師 今田 忠先生
主題 『兵庫県におけるコミュニティ・ビジネス』
発表途中で質問が自然と飛び出し、議論にも熱が帯びていた。時間切れで終わった感が残る。
NPOは組織形態、CBは事業内容。
CBはコミュニティによるコミュニティのための社会的ニーズに対応する事業。NPOはCBを行う場合の組織形態の一つ。
社会的ニーズとは人々が生活を営むために必要な財・サービスに対するニーズで、何らかの形でニーズに応えることが社会的に求められているもの。
社会的ニーズに対応するのは行政か非営利組織が向いているが、NPO法人の他に株式会社、有限会社、企業組合等でも良い。製造業の場合やサービス業でも設備投資が大きい場合は会社組織を検討しても良い。株式会社は新産業創造キャピタルの投資の対象になるし、営利企業でもCB離陸応援応援事業の助成対象になる。損益を明らかにし利益を再投資していくには、企業会計が向いている。
営利企業は金の亡者であるとの思い込みはやめた方が良い。社会的起業家(social entrepreneur)の時代である。
NPO団体の社会的役割を重視し、その起業力に期待する「コミュニティ・ビジネス」。
デイサービスセンターや中部リサイクル運動市民の会、障害者の送迎、女性の介護や育児の補助などを行う兵庫県のコミュニティ・ビジネスや、「生きがいしごとサポートセンター」ワラビー(NPO法人 コミュニティ・サポートセンター神戸)の紹介などもあった。
*「生きがいしごとサポートセンター」は、コミュニティ・ビジネスと共に、求職者には自らの潜在力を開発し積極的にその社会事業に参加する意欲が持てるよう、求人側には地域でも社会貢献できる環境の整備を整える役割を果たしている。
今田 忠先生のご紹介
1996年、阪神・淡路コミュニティ基金代表に就任
1999年、退職、現在年金生活者。市民社会研究所所長。
NPO関連の役名多数。非常勤でいくつかの大学で非営利組織論、社会貢献論、市民社会論を講義。
参加者感想
加福 共之氏
財団法人関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団 参与
○ 面白かったし、良かった。また次回もやって欲しい。
郡 俊弥氏
天神橋筋4番街商店街振興組合 正会員・幹事 天四貸席 グッデイ席主
健康生きがいづくりアドバイザー
IAI(国際エンジェル投資家連盟)ジャパン正会員
知的財産権取引業者(日本テクノマート)
○街づくりとか、こういったことを考えるのが好き。仕事に生かすために参加している。
眞島 正臣氏
株式会社 朝日広告社 大阪支社 大阪コミュニケーション本部 マーケティング・プロモーション局 チーフディレクター
○(内容に対して)議論の時間が短かった。3時間ぐらいあればよいのに。内容はよかった。
取材者:味能貴子
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