一昨年まで17年間アメリカに駐在しビジネスマンとして、アメリカの教育に関わってきたものからみれば、このような日本国力の凋落の大きな要因は日本の教育制度問題があると思えてならない。現在政府を初め民間でも経済の建て直しに翻弄しているが、その根本である日本の教育制度から時間がかかっても改革しない限り日本の21世紀はますます暗いものになると思う。
一言でいえば80年代までの日本の教育は、日本の高品質の商品と同様に全国画一に人間を品質管理しハイレベルの知識習得させた。この全員高度な規格人間を生み出す教育は、大量生産、大量消費の高度成長時代には有効に機能してきた。しかしながらこのような没個性の教育は、変化の激しい国際競争時代を迎えると変化に対応できなくなりグローバルスタンダードから取り残されている。
アメリカでは日本のような知識偏重の教育でなく。問題解決能力をつける個性豊かな教育が行われており、教育機関もバラエティーに富んでいる。現在日本ではベンチャー企業家がなかなか出てこなく、会社でも危機に対応できる真のリーダーが育っていない。これはリーダーを養成せず結果平等を尊重してきた日本の教育制度によると思う。 機会は均等に与え伸びる人はどんどん伸ばすアメリカの教育に学ぶ必要性を感ずる(釣島平三郎記)。