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国際化研究部会 第19回例会
概要とコメント




とき・ところ

日時: 平成15年1月18日(土)6:00〜8:00p.m
場所: 大阪産業創造館 6階会議室A

テーマ「アメリカの教育に学ぶ」

講師:釣島平三郎氏
    中小企業総合事業団 中小企業国際化支援アドバイザー

概要

  ここ10年以上を世界のリーダーとして繁栄を謳歌してきたアメリカにくらべて、最近の日本の政治、経済、社会の制度が疲労しその停滞からどのように抜け出してゆくかの展望も出来ていない。

一昨年まで17年間アメリカに駐在しビジネスマンとして、アメリカの教育に関わってきたものからみれば、このような日本国力の凋落の大きな要因は日本の教育制度問題があると思えてならない。現在政府を初め民間でも経済の建て直しに翻弄しているが、その根本である日本の教育制度から時間がかかっても改革しない限り日本の21世紀はますます暗いものになると思う。

 一言でいえば80年代までの日本の教育は、日本の高品質の商品と同様に全国画一に人間を品質管理しハイレベルの知識習得させた。この全員高度な規格人間を生み出す教育は、大量生産、大量消費の高度成長時代には有効に機能してきた。しかしながらこのような没個性の教育は、変化の激しい国際競争時代を迎えると変化に対応できなくなりグローバルスタンダードから取り残されている。

 アメリカでは日本のような知識偏重の教育でなく。問題解決能力をつける個性豊かな教育が行われており、教育機関もバラエティーに富んでいる。現在日本ではベンチャー企業家がなかなか出てこなく、会社でも危機に対応できる真のリーダーが育っていない。これはリーダーを養成せず結果平等を尊重してきた日本の教育制度によると思う。 機会は均等に与え伸びる人はどんどん伸ばすアメリカの教育に学ぶ必要性を感ずる(釣島平三郎記)。

「コメント」

 日本の教育は知識偏重・画一的でグローバル・スタンダードを考えていないと指摘しながら、アメリカの教育に関し上記概要の報告があった。  確かに、日本の教育では戦略性をもった教育、問題解決的・理論的説明をさせる教育は遅れているように思われる。しかし、日本の教育が全てにわたって米国のそれに劣っているわけではない。大学もすでに気付いている。改善するところは改善し、「大きな構想を持って物事に挑戦する人」を育成していく必要があることは言うまでもない(米倉穣記)。   


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