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国際化研究部会 第18回例会の概要
概要とコメント
とき・ところ
日時: 平成14年12月14日(土) 6:00〜9:00p.m.
場所: 大阪産業創造館 6階会議室 A
テーマ「中国に対する日本企業の経営戦略」
〜「技術戦略」の諸問題を中心にして〜
講師:報告者:萩野 典宏氏
経営士・経営コンサルタント
概要
【1】「中国の経済・産業・制度と日本企業の中国進出」
中国進出形態には合弁、合作、独資があり、日本企業では
合弁が約60%を占める。中国の企業税は増値税があり、
売上高の約20%も掛かるが、様々な優遇税制もある。
【2】「グローバル経営戦略としての日本企業の中国進出」
日本の多国籍企業、トヨタ、ホンダは、日・米・欧・中を
4極体制としてグーバル経営ネットワークを構築している。
【3】「原材料やサービスを供給する日本企業の中国進出」
大企業に追随して原材料などの納入のために中国に進出
する企業が多い。ブリジストンなどのタイヤ・メーカーなど。
【4】「中国市場における販売戦略、販売店網の構築」
高度成長を続ける中国の市場開拓、販売戦略のため、例えば、
豊田通商は約30社の自動車直販店網を設立していく。
【5】「中国市場における物流戦略・ロジスティックス」
中国と各国を結ぶ国際物流、中国市場内での国内物流を拡大
するためにフェデックスや佐川急便が戦略を拡大している。
【6】「日本から中国への視察団の派遣」
日本企業の中国進出が増大している状況にあわせて、例えば、
日本貿易振興会(JETRO)が中国視察団を派遣している。
【7】「中国市場への進出支援サービス」
中小企業の中国進出を支援する組織として、例えば「アジア
中小企業ネットワーク」、「サンユレック」が活躍している。
次回の報告は『中国に対する日本企業の技術戦略』。
(以上、萩野 典宏記)
「コメント」
今回の報告は詳しいデータに基づいた中国の経済事情と中国進出に関する日本企業
の実態についての報告であった。平成14年度のテーマが「中国を知る」ということ
であり、日本企業の中国での実態を知る上で有意義であったと思われる。ただし、大
企業中心の動向に関する報告であり、次回はVB・中小企業の進出現状にも触れていた
だければ一層効果的だと思われる。次回のご報告に期待したいと思う(米倉 穣記)
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