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私の提言 第5回 by小池俊二
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ビジネス構想にトライ
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新聞社の依頼で21世紀の展望を求められ、記者が実際に来てはじめて、私の聞き違いで、22世紀の世界はどう変わっているかであった。咄嗟に思いつくまま、次のようなことを話した記憶がある。
第1に世界の人口は現在の60億人から100億人まで増加して先進国は減少傾向にあるが、全体としてはその程度で落ち着く。また、先進国から女性の社会的進出が始まり、政治・行政・経営・教育その他知的産業全体で40%を占める。現実にストックホルムの市長は女性であり、議員100名中49名が女性議員である。
第2に、20世紀後半から21世紀前半まで世界のリーダーシップを握る米国が中国に その地位を譲る。本土で13億人、華僑・華人で3000万人、台湾・香港を含めるとさらに3000万人がプラスされる。今でもシリコンバレーのIT技術者の17%が中国人である。中国の生産・消費・投資は堅調に推移し、低賃金と元安の両輪で高成長を持続する。2005年には携帯電話の台数が2億5000万台に達するスピードである。
第3に、化石燃料に変わって太陽光・風力・バイオマスなど自然エネルギーが大半を占め、地球環境改善が急速に進む。アフリカ・中国の砂漠化は地球の危機ともいえ、中国の緑化率は18%に過ぎないが、水資源確保や植林技術によって解決可能である。
第4に、ナノテクノロジー・バイオテクノロジーによってロボットは生産や医療現場、宇宙開発の分野で主役を演じる。などなど。 ベンチャービジネスにとってニッチ市場 から確実に 実績を集積する必要が基本であるが、同時に遠い将来を視野に入れたビジネス構想にトライすることを忘れてはならないと思う。
(こいけ しゅんじ 株式会社サンリット産業取締役社長
大阪商工会議所副会頭 本学会顧問)
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