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関西ベンチャー学会・会員講演要旨

ベンチャー叢生 大阪の条件

塩沢由典



大阪商工会議所 17回常議員会 講演

2001年5月24日
大阪商工会議所にて


1.ベンチャー叢生に必要なこと

○政策がたりない?

政策たのみの問題点
  他力本願-->自力更正
地方の時代  「地方交付税の廃止」-> 地方の頭脳機能
  戦略的構想力をもて

○マインド(気風、精神)の問題

関西 進取の気風
cf:野村総合研究所の調査 75の内の45

○ベンチャーの環境

最近の事情
  ベンチャーを成功させる仕組みに乏しい。
  「東京の方が機会がある。」

○五代友厚方式

ドッグ・イヤーの時代(ホームページ方式普及から6年)
政府(中央・地方)や経済団体の施策では遅すぎる。
「この指止まれ」方式でやる。やれることが多い。


2.関西ベンチャー学会がめざすこと

○関西ベンチャー学会の紹介

   cf. コピー資料

○ベンチャー学会の二つの柱

・研究(現状分析、政策、経済発展の現場)
・ベンチャーを起こす運動

○学会になにができるか

・社会の気風を変える。
  社会のオピニオン・リーダーとして。
  教育の場にいるものとして。
  新しい教育の創造者として。

・ベンチャー起業家への支援   失敗確率を小さくするための知恵
  ベンチャー予備軍(学生たち)を育てる。

○「政策」概念の転換

1960年代  ケインズ政策  マクロの金融・財政政策
1980年代  産業政策(SSEの一側面)
2000年代  ひとびとの考え方を変える。


3.大阪市立大学新大学院がめざすもの

○新大学院の概要

  cf. コピー資料
教員 40名台 募集定員 120人 入学者数  160人
  3専攻 8分野
社会人対象

○中核的人材育成

たんなるリカレント教育ではなく、
社会の中核をになう人材育成を目指す。
30歳前半、課長職前(新タイプのビジネス・スクール)

○知識創造・課題解決型自己教育の場


既成知識の切り売りはできない。
自分の問題・課題を自分で解く。
非常勤講師を多用して、「いま」の動きを捉える。

○21世紀型の大学


社会に散在する知識を体系化し、社会の新しい知識中心となる。
大阪・関西が必要とする頭脳を養成する。

○寄付講座の可能性




4.関西のなにが問題か

○ファッションはだれが作りだすのか

最近の例 「神戸系」 クレイサス(東京ブラウスの神戸店の独自ブランド)
名古屋のSSK -> 「JJ」がとりあげ全国に

○アジアの覇権はどこが握るか

東京、香港、上海   ここにソウルが参入
大阪(関西)は?

○情報構造を変える

テレビ局の系列化
CSディジタル放送時代
新しい原価構造の政策方式

○雑誌はいまも重要

「エディターズ・ハウス」構想

○ホームページとメールマガジン

関西ベンチャー学会の試み

○戦略的意図をもった個別の努力

やろうとおもえば、かなりのことができる。
皆がやれば状況が変わる。

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