関西ベンチャー学会

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読売新聞  2001年2月14日 朝刊 28面

[見出し]

産官学でベンチャー育成
土壌作りへ連携申し合わせ
学会が設立大会

[本文]
ベンチャー企業の育成を通して関西経済の活性化を考える「関西ベンチャー学会」(会長=塩沢由典・大阪市大教授)が大阪市の大阪産業創造館で設立大会を開いた。現在のベンチャーブームが根付いていないことを指摘する声が相次ぎ、今後は大学と産業界、行政などが連携し、ベンチャーが育つ土壌作りに取り組むことを申し合わせた。

シンポジウムでは、深堀謙二・島屋ビジネスインキュベーター副所長が、自治体などのベンチャー支援策が盛りだくさんではあるものの、効果を上げていない状況を紹介し、「今はベンチャーブームではなく、ベンチャー支援ブームに過ぎない」と、訴えた。さらに、小林哲郎・大阪大ベンチャービジネスラボラトリー長は「モノ作りの大切さが忘れられており、ベンチャーをおこす際のビジネスプランも模倣が多い」と問題点を指摘。

今後、分科会を中心に活動する方針で、国や自治体のベンチャー支援策を検証し、より使いやすい方法を考える「政策再生部会」や学生がベンチャーを研究する「ベンチャー部会」などを設置する。

 同学会の会員は学者、学生、ベンチャー経営者のほか、自治体職員ら約二百人でつくっている。


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